同人誌説明


誌名 吸血姫 夜話 巻の九
作品名 兄妹
作品の趣旨  夜話巻の九に掲載した作品。
 久々にここにUPしてある美夕小説「兄妹」の一部を漫画化。
 これも、「いきなりクライマックス」シリーズなんですけど、
今回は漫画化するにあたって終盤の描写を完全に変更。
 設定のみを生かして、別の物語にしてしまいました。
 なので、原作小説とまるで違う展開です。
 いや、ただ単に「いちゃいちゃしてるカップルを描きたかった」だけなんですけどね。
 小説とはかなり違う展開になってますが、今回の漫画に至るのまでの経緯は、
小説の方が前提になっているので、興味のある方はご一読を。
 実は、かなりヤバイ兄妹だったりしますので。



誌名 吸血姫 夜話 巻の八
作品名 愛ゆえに
作品の趣旨  夜話巻の八に掲載した作品。
 愛するがゆえに狂っていってしまう、ヤンデレ娘を描いた作品です。
 とある神魔と出会い、その神魔を愛した少女が、
自分以外にも愛されている者がいるのを知り、徐々に狂い始めていくという内容。
 その結末を描いたのが、この巻の八になります。
 ちなみに、その前提となる物語は、こちらに小説形式で掲載してありますので、
興味のある方はご一読を。
 これのラストシーンがどうなるかは、実際に本を手にとって見てください。
 しかし、最近すっかり「ヤンデレ」がマイブームだなぁ。



誌名 吸血姫 夜話 巻の七・結
作品名 夢終焉
作品の趣旨  夜話巻の七・結に掲載した作品。
 「結」(むすび)という通り、巻の七の続き、そして終わりを描いた物語。
 美夕に「永遠の夢」を貰った少女の末路を描いた物語です。
 思いの強さは、いつしか彼女を変えてしまった。それは、美夕ですら予期していな
かった大きな変貌。
 少女が美夕へ向けたのは純粋な愛情のみ。でも、その思いが狂気へと変わっていく。
 終盤、美夕さえも驚く事象が次々と起こり、そして夢は終焉を迎えます。
 きっと彼女は幸せだったのでしょう。でも、一人になった彼女は幸せだったのかな?
 全ては美夕から始まったこと。
 美夕はその思いを胸に抱き、これからも永遠に生きていくことでしょう。
 と言っても、美夕はしばらくすれば忘れてしまいそうですけど。(笑)
 「ヤンデレ」がテーマだっただけに、ラストは本当に狂気そのもの。
 でも、描けて楽しかった〜〜。



誌名 吸血姫 夜話 巻の七
作品名 夢一途
作品の趣旨  夜話巻の七に掲載した作品。
 久々にオリジナルで物語を作ったもので、テーマは「ヤンデレ」。
 美夕に「永遠の夢」を貰ったにも関わらず、現実の世界で美夕を追いかける少女の
物語です。
 一途な思いが強いゆえに、異常な行動を取ってしまう彼女。
 そして、その行動が次第に彼女自身に影響を及ぼし、本来ならあるべきでないこと
まで起こり始めると。
 最初から時系列で物語を構成しているので、自分でもかなりまとまったと思います。
 そう、この時はそう思ったんですが・・・
 後で見直してみて、「この続きが必要?」と思ったのがそもそもの原因。
 そして、自身初めての前後編へと発展しました。



誌名 吸血姫 夜話 巻の六
作品名 心の友
作品の趣旨  夜話巻の六に掲載した作品。
 またまた物語原作はここにUPしてある美夕小説「心の友」の一部を漫画化。
 これも、「いきなりクライマックス」シリーズなんですけど、ちょっと違うのは、
登場人物の現状とかを、事件のあらましとかをピックアップして短編形式で分割、
漫画化しているというところ。
 なので、ちょっと読みにくいなぁって感じになっちゃいました。
 内容は、これも小説原作なので、その終盤を読んでもらえれば判るでしょう。



誌名 吸血姫 夜話 巻の五
作品名 疎外
作品の趣旨  夜話巻の五に掲載した作品。
 物語原作はここにUPしてある美夕小説「疎外−Entfremdung−」の一部を
漫画化したもの。
 四と同じく、途中にある過去の設定とかのお話を全部すっ飛ばして、ラストから
始まる「いきなりクライマックス」シリーズ第二弾。(笑)
 というか、巻の四のときにすでに予告してるじゃん。!
 内容については、私のオリジナル小説原作なので、その終盤を読んでもらえれば
判かなと。



誌名 吸血姫 夜話 巻の四
作品名 浜辺の雪
作品の趣旨  夜話巻の四に掲載した作品。
 私が、初めてストーリー的な漫画を描いた記念すべきお話。
 と言っても、物語自体はここにUPしてある美夕小説「浜辺の雪」から、ラ
ストの部分を漫画化したもの。
 途中にある過去の設定とかのお話は全部すっ飛ばして、いきなりラストから
始まるので、題して「いきなりクライマックス」と命名してみたり・・・
 内容については・・・まあ、今更書くほどでもかいかと。ここにあるのを読
んで貰えれば判るので・・・
 でも、この「いきなりクライマックス」は次でもやるかもしれません。
 一応、次やる予定でいるのは「疎外−Entfremdung−」。
 巻の三の説明の所で、「次は・・・」とか書いちゃってますけど、ちょっと
順番が入れ替わっちゃいましたね。



誌名(作品名) 過ぎ去りし季節の夢
(デジタルノベル吸血姫美夕Vol.2)
作品名 過ぎ去りし季節の夢
作品の趣旨  美夕ゲーム制作の第二作目。
 前作、色々な部分で失敗をしたのを教訓に、更に完成度の向上を目指し、何
とかそれなりに満足出来る作品に仕上がったもの。
 ゲームとしては、前作同様ヴィジュアルノベル形式のアドベンチャーゲーム
で、難易度は低め。それほど難しくありません。
 物語は三つに分かれています。
 押しが強い、美人の先輩。
 転校したての主人公に、優しく接してくれる同じクラスの委員長。
 常に暗い瞳をした、下級生。
 何れの物語も二つのエンディングを持っており、全シナリオをクリアすると、
各ヒロイン達の座談会が見れたりします。
(この座談会があること、気が付いた人いるかなぁ・・・)
 内容ですが、先輩の物語は、主人公の過去も絡んでくるお話。
 委員長の物語は、委員長自身のお話。
 下級生の物語は、下級生の悲しみの真実へ迫るお話。
 全体的に、シリアス系の物語で、ギャグは殆ど無し。なので、ちょっと人を選
ぶかもしれませんね。
 ちなみに、制作に関してはやっぱり苦労しました。
 今回も、絵、音楽、シナリオ、演出、プログラム、デバッグを一人でこなさな
ければいけなかったので。
 でも、これにより、ゲーム作りのコツみたいなものが判りました。次の作品が
あるなら、更に精度の高い作品を仕上げてみたいと思っています。



誌名(作品名) 思い出の幼なじみ
(デジタルノベル吸血姫美夕Vol.1)
作品名 思い出の幼なじみ
作品の趣旨  以前から「美夕ゲームを作りたい」と思っていた私が、ついにそれを実現さ
せた記念すべき第一作目。
 ゲームとしては、ヴィジュアルノベル形式のアドベンチャーゲームで、途中
選択肢も出てくるけど、難易度は超低め。プレイした人は確実にエンディング
まで辿り着くことが出来ます。(エンディングは二つ)
 物語としては、とある街に住む三人の幼なじみ達の物語。
 幸せに暮らしている三人の元に現れる美夕。そして、街で起きる謎の事件。
それらが次第に三人の生活へと近づいていくという物語。
 でも、基本的な趣旨としては、パッケージに書いたとおり、「とある街で起
きた小さな物語」なんですよ。
 そう、本当に小さな物語。
 幼なじみ同士の友情。それは、性別を越えて愛情に似た感情を生み出す。
 そして、例え別れの時が来ても、それはけして損なわれることはない。
 まあ、あくまでもパロディなので、こんなんなりましたけど、書いてる私は
 とまあ、こんなイメージで考えていました。
 物語的には問題なかったんですが、初のゲーム制作ということで、色々と苦
労だらけ。何しろ、絵、音楽、シナリオ、演出、プログラム、デバッグを一人
でこなさなければいけないというとんでもない状況。
 いや、本当に苦労しました。
 もっとも、この苦労が次回作に生かされてくるわけなんですよね。
 とにかく、私が制作した「美夕ゲーム」の記念すべき第一作目。
 これを作ったが故に、今後の私の同人活動の方向性が決まったと言ってもい
いくらいの作品です。



誌名 Eternity?
作品名 Eternity
作品の趣旨  急遽作ったパロディ本、「Eternity?」に、これまた急遽掲載した作品。
 なんと、「ONE〜輝く季節へ〜」に登場した「氷上シュン」君が美夕と出
会う物語です。
 元々、「永遠」をテーマにしたこのゲーム。そして、その永遠の全てを悟り
きっているシュンの存在は作品内で、奇妙な輝きを放っていました。そして、
そんな彼に目を付けた私は、同じ「永遠」を持つ「美夕」と彼が出会ったら、
どうなるんだろうと思ったわけです。
 シュンは永遠を知っているが故に、美夕の永遠も理解が出来ます。何故かと
問われても、それは判らない。だって、判ってしまうのだから。
 まあ、あくまでもパロディなので、こんなんなりましたけど、書いてる私は
結構楽しんでましたよ。だって、始めから永遠を知る人間なんて美夕に出てこ
ないしね。
 ちなみに、この本には他にも漫画とイラストを載せました。表紙を含めて、
全部私の絵です。下手だなぁ〜〜〜って言わないでね!



誌名 吸血姫 夜話 巻の三
作品名 火をめぐらす鳥
作品の趣旨  夜話巻の三に掲載した作品。
美夕で物語を作るなら、絶対これをやりたいと、構想していた物語です。
というより「火をめぐらす鳥」というのを書きたかっただけなんですけどね。
そのせいか、物語自体はどこにでもあるような物語になっちゃました。

「火をめぐらす鳥」の意味は本文で語られていますので、ここではあえて詳し
くは書きませんが、一言で言えば美夕とラヴァを足して2で割った感じです。
鳥神魔の実力はTV版でご承知の方が多いと思いますが、私はTVであれを見
た際に、ぱっと頭に閃きました。
もともと、とある小説で「火をめぐらす鳥」の下りがあったのを思いだし、そ
れから一気に神魔の構想が広がったんです。
そして出来上がったのが、この物語に登場する神魔・碧でした。
炎を操り、敵を切り裂く爪を持つ神魔。その戦闘能力は、美夕やラヴァさえも
凌ぐという設定です。
ですが、物語の中で語られたとおり、碧には時間がありません。そもそも、美
夕達と出会った時は、すでにその能力の殆どを失っていたということになって
います。
 しかし、それでも碧は美夕達と互角に戦っていました。もし碧の能力が完全
な形だったら、美夕達はどうなっていたのか。
書いてる私本人でも、それを考えるのは怖い気がします。

 さて、今回も表紙&挿絵は、NANさんに描いて頂きました。ありがとうご
ざいます。
碧のラフが出来上がって来たとき、私はその美しさに見とれてしまったくらい
でしたから。
やはり、プロの方というのは違いますよ。
絵が綺麗なだけなら、もっとうまい人もいますが、その他の部分でやはり差が
でてきますからねぇ・・・
(細部の設定など、一を言えば百で帰ってくる感じですしね)

さて、次回なんですが・・・すでに作品の準備は出来ています。
細部の修正も殆ど終了しているので本にするだけなんですが、
さすがに在庫が増えてきてるのでどうかなぁ?
本を作る際にはご連絡いたしますので、期待せずに待っていてください。
(一応、次は私の第五話。疎外−Entfremdung−本編です)




誌名 吸血姫 夜話 巻の二
作品名 君の呼ぶ声、海に帰る日
作品の趣旨  前回の作品掲載より、実に1年半ぶりの出店でようやく日の目を見た作品。
実はこの二本、書き下ろしたのが実に前回の冬コミ出店のすぐあとで、お蔵入
りすら考えた作品です。
 作品のテーマは、「自殺」。それも、人と神魔の両方についてです。
 人は、ちょっとしたきっかけで心のバランスを崩し、それによって死を見つ
めたりしますが、神魔はどうなんでしょう?
 こんな疑問から、二話と三話を書き下ろしてみました。
 二話目は、人を死へと導く神魔が、死を望んでいるという形を現し、三話目
は、ただそうすることしか出来なかった少女の姿を現したつもりです。
 もっとも、例によってうまく書けなかったですね。なんだか、まとまりのな
い作品になったような・・・(反省)

 ただ、今回はネットで知り合ったNANさんに表紙&イラストを依頼して、
その出来栄えが凄いことに、正直唖然としておりました。
 あのイラストによって助けられた部分がかなりあると思います。そう言う意
味でいけば、イラストの力って凄いですねぇ。
次回も、スケジュールがあえばNANさんにお願いしたいなんて、ちょっと考
えてみたりしなくもないんですが・・・

 さて次の作品についてですが、当然コミケでの発表となると思います。うち
のサークルは、まだ弱小なので他のイベントに出る余裕がないので・・・
 ちなみに、これを書いてる2000年8月現在で、既に作品は出来上がってます。
タイトルは作品紹介の方で書いてある「火をめぐらす鳥」です。
 内容については、まだ秘密ですが、まぁ早い話、お約束の恋愛物ですね。も
っとも、私はハッピーエンドというのは好まないので、最後はちょっと悲しい
終わり方をしますが。
 もし、見かけることがありましたら、手にとってご覧下さい。一応、自分で
は「最強神魔の登場!」とか言って、息巻いてますので・・・
 それでは次回まで・・・さようなら〜




誌名 吸血姫 夜話 巻の一
作品名 神魔の購い
作品の趣旨 始めての作品ということで、気合いを入れて作ったんですが、
見た方は、どうでしたでしょうか?
巻の一のあとがきに、ちょっと書いたんですが、この[神魔の購い]は、
実際に起こった、とある宗教事件をモチーフにしています。
それは、1980年代初頭に起きた「イエスの方舟」事件です。
ちなみに、この事件は、とてもここでは説明しきれないので、
知りたい人は自分で調べるか、私にメールでも下さい。(^^;
また、まるで別路線のマンガですが、白倉由美先生も、この事件についての
作品を出されていますので、そちらをみると解りやすいかもしれません。
(題名と、作中の神魔の名前は、そこからとりました。)
でも実際には、まるで違うものになっちゃいましたけどね…

特に、この物語の最大の見せ場と言われる部分である「漂流」の部分が
そっくり抜けているなぁと……
でも今更、書き直すわけにもいかないので、そのままにしました。
それに、その部分を入れると別の物語になるか、TV版美夕・第16話、
「うつぼ舟」に似てしまう可能性もあったので……(^^;
あの話は、二人で逃げるですけどね。(逃げると、漂流は、ちょっと違う)

さて、これで一息つくわけですが、すでに次の戦いは始まっています。
次は夏コミですが、私の頭の中では新たな物語が、ほぼ出来上がっています。
でもたぶん、暗い話になるでしょう。
私の作品って、暗い話が多いんですよねぇ……
どこかで見かけたら、是非、手にとってご覧下さい。(^^)


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