夢から、さめない小特集

キャラコンで圧倒的な支持を得た、小説「夢から、さめない」のキャラ。
その人気の高さに驚いたので、ここにまとめてみました。
知っている人にとっては何でもないことです。（だから小特集）

小説「夢から、さめない」とは？

登場人物達
小沢詩学	５人の少年少女達が織りなす物語の中で、あえて主人公を決めるとすれば、 この人でしょう。物語の始まりと終わりを締めくくっていますから。
恵庭陸	物語最初の詩学とのやりとりはもう・・・超ラヴラヴ・・・ 小説では関西弁になってなかったのが気になりましたが・・・
浅瀬勇魚	ファンの中で好き嫌いがハッキリ分かれるのがこの娘でしょう。 好みの問題でしょうけど。（私は好き）（＾＾）
草薙森	彼も好みが分かれるでしょう。 勇魚が唯一心をゆるしている人物。
空音	なんだか透明な雰囲気を持った彼女。 お兄さんとの関係は、ちょっと切ないですね。
草薙水	森の兄で、動物園襲撃計画のきっかけである青いノートを残した人物。 物語の根本に存在おり、かつて勇魚と同じ施設に預けられていた。

ちょっと気になったこと
見つけたこと

その１　リーディングストーリー第一話。 これは小説には載ってなかったですが、明らかに「セーラー服物語１巻」の 「リップスティックＮＯ６０」が元になってますね。 主人公は陸になってるけど。

その２　勇魚のセリフ 勇魚と森が水族館にいる章で、勇魚が魚を見て「おいしそう」と言うセリフ。 このセリフにはモデルがあると思います。 熱心な白倉＆大塚先生ファンであれば気づいたかな？ 大塚先生がよく作品の題材にする「昭和○皇」が水族館訪問の際に言われた言葉。 もうかなり前の話ですし、実際にモデルになったどうかは定かじゃないですけど、 このセリフを見たとき、私はそう感じました。

その３　「夢さめ」２ｎｄシーズンについて。 私が確認してるのは、陸と詩学の「子猫ちゃん〜」だけ。 その他にもあったらしいが・・・ 小説の最後の部分には、２ｎｄシーズンの一部が使われてましたね。

その４　草薙水の自殺について。 「飛ぶ教室」を見る限りでは、とても自殺するような人間には見えなかったというのが、 私の正直な気持ちです。彼は本当に自殺だったのでしょうか？

その５　「夢さめ」のタイトルについて。 昔の作品から辿ってみると、この「夢」という言葉に関連した作品がかなりあります。 「夢から、さめない」のタイトルが何処から来たかは判りませんが、 同じタイトルのオリジナルビデオを昔発売したのは皆さん、知っているでしょう。 「夢に誘われる」「夢を見る」そういった気持ちというのは、少年少女時代に 感じ取ることが出来る事なのかもしれません。 ですから先生の作品には、そういったタイトルが多いのかもしれません。 私個人のまったくの推測ですけどね。

その６　襲撃された動物園のモデルは？ この動物園はきっと（たぶん）東京・吉祥寺にある井の頭動物園でしょう。 根拠はないですが、先生の住んでる街でもあるし・・・

小説「夢さめ」について

もともと、リーディングストーリーのシナリオを元に再構成したとはいえ、 殆ど変更点などが見られないようなので、小説というより詩に近いですね。 ですが、これを読み終えるのに、私はかなり苦労しました。 何しろ読んでいて、涙ぐんできたりするので・・・ 　前半の小沢君と陸ちゃんのラブラブぶりには充てられっぱなしで、 「こいつら…かわいい！！！」とか思ってたりしたんですが、 勇魚と森と水、空音の動向は、涙無しには語れないというか・・・ 　全部読み終えて、巻末の「飛ぶ教室」のコミックを読み終えた後、 数日間はハッキリいって壊れてました。 感動とでもいうのでしょうか・・・暫くは、まともに口を聞けない といったことにもなりましたから。 　しかし白倉先生の生み出すキャラというのは、実に個性豊かですね。 そして、色々な意味で綺麗なキャラが多いです。

最後に

物語は「２ｎｄシーズン」
そして「東京星に、いこう」へ

小説のあとがきに、この後の物語について先生が触れています。 実際にリーディングでは、２ｎｄシーズンとして、詩学と陸の物語、 「子猫ちゃんを連れて旅に出よう」が放送されたようです。 また、小説の最後に詩学が語っていた「偶然の不幸」と「最後の旅立ち」 についても放送されたようです。 　そして既に発売され、とある事情により廃盤となっている「東京星に、いこう」 については「夢さめ」の後の物語であることは皆さんも知っているでしょう。 ちょうど間の物語が抜けてるので、いつになるかは判りませんが、 出来れば小説として出て欲しいものですね。（ＣＤでもいいや）

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