詩(心の暗黒)


私自身の暗黒面を表す詩です。
内容的に、かなり危ない奴かもしれません。
こういう人と付き合うのを敬遠する人がいるかもしれませんが、
そういう人がこういう人間を作り出すというのも理解してもらいたいですね。



  いつも思っていることがある
  それは 自分を出さずに生きていくということ
  それは 自分を押さえて生きていくということ

  誰もが 自分の思いを押さえるということはよくないと言い
  誰もが 自分に素直になったほうがいいと言う
  でも 違う
  私は違う

  自分を出すことによって 他人を傷つける
  自分を出すことによって 他人は私を怖がる
  自分を出すことによって 他人は私を誤解する
  自分を出すことによって 他人は私から遠ざかっていく
  それが 私

  誰も私を理解しないし
  誰も私を理解できない
  だから 私は自分を押さえる
  自分を出さない
  いつも笑顔で 馬鹿みたいにニコニコして
  悩みなんてないように見せる
  でも それは私じゃない
  みんなの目に見える私は 私じゃない
  それは 私という人間を演じている もう一人の私
  それは 本当に苦しいこと
  それは 本当に辛いこと
  無邪気な笑顔の下は 涙でいっぱいだけど
  それも 知ってる人はいない
  それでも私は 演じなければならない
  今日も 明日も 明後日も
  最期の刻まで 私は演じなければならない

  それが 私の思い
  それが 私の心
  それが 本当の私


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