感想（吉崎歌織）

　夕方、誰もいなくなった学校に呼び出された五人の少女の一人。

　脳天気でノリも軽く、一見大人しそうで、何も知らない可愛い女の子と
いう感じなのだが、夜遊びなどを平気でするという、いわゆる将来明らか
に馬鹿と呼ばれることになるであろう女。（し、失礼、ファンの人）

　しかも恐怖ということについては一番抵抗力が弱く、元々臆病な性格の
為か下手するとあっという間にゲームオーバーになるこまった娘。

　だからシナリオも短い（全編で最短？）のかな？

感　想

　とにかく臆病なため、すぐに死ぬので困ったものですね、この娘は。

　辛い過去とか心の傷とか、そういうのを持ってるわけではないんだけど、
とにかくちょっとしたことで怖がるので、脅かす方もやりがいがあるでし
ょう、これなら。

　シナリオ的な特徴は、臆病な娘を何処まで追いつめることが出来るかど
うか、という一点に絞られるのかな？

　そんな中で一番印象に残ってるのは、図書室での恐怖。歌織ちゃんが、
臨界点突破して精神破綻をきたしちゃうところ。

　いや、何ともだらしないというか・・・しょうがないのか、これは？

　そのシーンでのＣＧが無かったのは、たぶん大人の事情。（笑）

　出来れば見たかったんだけどなぁ。（おいおい）

　でも、その他では、これと言った特徴が無いシナリオでした。

　良い意味で取れば、夜遊び好きな一人の少女を戒めるために、神様が与
えた罰といったところですかね。だって、エンディング見るとそんな気が
しちゃって・・・

　あ、ちょっと気になったのは、何故かこの娘だけ、エピローグのテーマ
があるんですけど、なんで？

最後に

　ということで、このシナリオの感想はこれまで。

　だって、他に書くこと無いし・・・

　ということで、これでＰＳ版の「千夜抄」は終了しましたので、次はま
とめです！