感想(芹沢心音)


以下、ネタバレが含まれてます。
未プレイの方は、
以下の文章を読まないことをお勧めします。


すでに永遠に旅立っていた少女

 本作サブヒロインで、登場時から妙な魅力をかもし出していた少女。

 主人公をお兄ちゃんと呼び、会いに来る意外は何処で何をしてるのかが
まるで謎の彼女。

 一応、主人公と同じ学校に通ってはいるのだが、それも何故か謎だらけ。

 とにかく、登場時ではつかみ所のない少女だった。

感 想

 序盤は、彼女との出会いから始まります。

 いきなり手渡された人形。

 その人形を見て、何故か懐かしさを感じる主人公。

 お兄ちゃんと呼び、慕ってくる心音。

 謎だらけです。

 しかし、中盤から彼女との関係が明らかになると、一気に物語は加速し
ていきます。

 幼い頃の記憶。

 手渡した人形。

 それらが全て明らかになったあと、まるで恋人同士みたいに振る舞う二
人。 

 でも、終盤になってそれが壊れていく様は痛すぎますね。

 最後の謎が明らかになり、泣きながら全てを語り始める心音の心境はど
んなものだったのか。

 そして、永遠への旅立ち。

 まるで「ONE長森シナリオ」の逆バージョンみたいに永遠へと旅立っ
ていく心音。

 ここまでは、ONEそのものみたいだなぁって感じでした。

最後に

 シナリオ全体としては、ちょっと短めなので感想としても短めになっち
ゃいます。

 しかも妹属性爆発で私の好みと違うため、印象薄いこと薄いこと。

 まあ、ラストは見事な復活、それもちょっと変化を加えてってことでし
たが、この持って行き方は個人的に好きでした。

 でも、永遠じゃないでしょ、これって・・・

 このシナリオも、やっぱり「永遠」に固執してて無理が生じてますよ。

 難しいんでしょうけどね、この辺は・・・


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