感想（Interlude・薄荷）

　さて、季節は夏。

　学園は夏休みということで、部活を行う生徒以外は登校して来ないのでひ
っそりとしています。

　そんな中、一時実家に帰っていた我らが瑞穂ちゃんは、早々に寮に帰って
きました。

　寮ではヒロインの一人、奏ちゃんが一人、出迎えてくれました。

　どうやら、奏ちゃんは実家に帰っていない様子。そのことを聞くと、ちょ
っと口ごもる仕草を見せました。

　どうやら、話せない事情というのがあるらしいので、瑞穂ちゃんも素直に
謝ります。

　その後、奏ちゃんの宿題を見てあげながら静かな学園での日々を過ごす瑞
穂ちゃん。（一子ちゃんがいるから、賑やかだけどね）

　でも、ある日、学校の図書室から寮に帰る途中、雨に降られて雨宿りして
いる時に、奏ちゃんが瑞穂ちゃんに抱きついてきました。

　何だか怯えているというか、そんな感じで。

　う〜ん、これは・・・ここまでの演出を見ると、どう見ても奏ちゃんのシ
ナリオの伏線なんでしょうね。

　その後、同じ様な日々を過ごしていく瑞穂ちゃん。

　ある日、勉強道具一式を図書室に忘れたので、取りに来たところ、サブヒ
ロイン（いや、メインヒロインに入るのかなぁ？）の一人、瑞穂ちゃんの担
任教師であり、シスターでもある、「梶浦緋紗子」先生に出会いました。

シ・・・シスター、と！？

　さて、まずこの「梶浦緋紗子」先生ですが、瑞穂ちゃんが男であることを
知っている数少ない学校関係者の一人。

　元々この学園の卒業者ということもあってか、物腰柔らかく、どことなく
お姉さまの風格が漂う先生です。

　ただ、そんな先生にも、過去に悲しい思い出があるらしく、それが奏ちゃ
んの出来事と並行して進んでいる感じです。
（この辺、共通シナリオなんで判りにくいんだよなぁ）

　で、何だか人生相談を始めてしまう先生。

　そして「男だから、色々と大変でしょう？」等という台詞と共に、その欲
求を解消して上げると迫る緋紗子先生。

　何だか選択肢が出て、どちらを選んでも、先生に言い寄られ、襲われてし
まう我らが瑞穂ちゃん。（笑）

　う〜ん、こんな先生・・・仮にもシスターだけど・・・だからこそ、迷え
る子羊を救うという感じですか？

　でも、ありですかね・・・まあいいか。

　ということで、すっかり味見されてしまった瑞穂ちゃん。なんて、うらや
ま（以下略）

夏休みはここまで

　ということで、今回はここまでです。

　ちょっと少な目ですが、奏ちゃんとか、緋紗子の急な接近とか、何だか奇
妙な伏線がいくつか出てきました。

　これが、今後それぞれのシナリオに生かされていくんでしょうね。

　しかし、緋紗子先生・・・スゲぇな・・・（何が？）

　そして、瑞穂ちゃん・・・うらやま（以下略）←もうええっちゅうねん