感想（第二話・お転婆花嫁幻想曲）

　第一話で、「エルダーシスター」に選ばれてしまった、我らが瑞穂ちゃん。

　次第に学校に慣れ始め、すっかり学園のお姉さまとなってしまい、日々を
楽しく（時にびくびくと）過ごしています。

　とまあ、この二話もまだまだキャラ紹介なので、楽しい日常が満載。

　一応、シナリオ分岐が本格的にここから始まりますので、その分岐によっ
ては、面白い展開が待っています。

　例えば、ヒロインの一人「上岡由佳里」ちゃんに一緒に寝て欲しいとお願
い（このちょっと前に、怪談話をしていて、その影響）され、仕方なく一緒
に寝て、そして朝、「まりや」に見つかって「大馬鹿者〜！」と暴力震われ
たり。（瑞穂ちゃんが下級生と一緒に寝てりゃ、誤解されて当然だよな）

　その後、由佳里ちゃんが瑞穂ちゃんを見る度に赤面するので、どうしたの
かと聞けば、一緒に寝た時、あまりにも綺麗な瑞穂お姉さまの寝顔に惹かれ、
思わずキスをしてしまったと告白されたり。

　で、その「おしおき」だと言って、由佳里ちゃんにキスをして、「これで
由佳里ちゃんの初めては私のものね」「二人だけの秘密よ（はあと）」みた
いな感じで、思いっきり百合百合なお姉さまっぷりを発揮したり。

　かと思えば、その後一人になって、今自分がしたことを振り返り、「乙女
の唇を奪う、変態女装男」とか思って凹んでみたり。
（orz←こういう凹み方のＣＧが出ます）

　とにかく、次第に男としての自覚が薄れ、お姉さまになっていく瑞穂ちゃ
んを見ているだけで・・・萌え。（お〜い）

　そんなこんなで、ある日、上記であった怪談話と、瑞穂ちゃんが住むこと
になった部屋の件で、とんでもないことが。

　それは、瑞穂ちゃんの部屋は以前、開かずの間になっていて、噂によると
「人が死んだ」ことのある部屋だとか。

　はい、一気に暗雲立ちこめる自体に発展。

　で、奏ちゃんがその件について調べてきた所、どうやら本当のことらしい
と。そして、そのことを説明しようとした時、何故かクローゼットが揺れ始
めました。

　外見の割には、意外と怖い者知らずな奏ちゃんが調べると、こんな台詞が。

「お札、破っちゃいました」

　って、本当にあったのかい！

　で、本当に出て来ちゃいました、幽霊が。

　でも、その幽霊さんは、何処から見ても普通の少女。ただ、宙に浮いてる
以外は。（笑）

　目覚めた幽霊さんは、イキナリ瑞穂ちゃんに抱きついて「お姉さま〜！」
と叫び、もの凄いマシンガントークでまくし立てます。

　え〜と、この台詞はあまりにも凄まじいので割愛。（書ききれませんよ）

　さて、この子の名前は、「高島一子」ちゃん。

　どうやら、２２年前に本当に、この部屋で死んでしまった女の子のようで
す。

　いやぁ、しかし、幽霊ネタまで持ってきましたか。

　この序盤は楽しいことばかり。

　幽霊なのに、その自覚が全くない一子ちゃんは、寮のムードメーカー代わ
りになって、すっかりうち解けちゃいました。

第二話はここまで

　ということで、第二話はここまでです。

　いえ、他にも色々とあるんですけど、全部書いてたらキリがないので。

　とにかく瑞穂ちゃんは、次第に環境にも慣れ、エルダーとしての自覚も芽
生え、そして誰が見ても尊敬に値する見事なお姉さまになっていってます。

　そう、本人でさえも、自分が男であることを忘れるほどに。（笑）

　さあ、共通シナリオが多いけど、これだけ楽しいことばかりだと、逆にそ
っちだけで進めた方がよさそうな気がしてきました。

　まあ、ここまでで、とにかく言えることは・・・

「瑞穂ちゃんには、萌えてしまう」ということだけですね。（爆）

　いやぁ、男だって判っているですけどね。しょうがないですよ。（何が？）

　さて、共通シナリオはまだまだ続くのですが、そろそろ個別シナリオに入り
ます。