感想（川神　百代）

　本作品メインヒロインにして大本命の「百代」姉さん。

　ヒロインの中で、唯一の年上にして、最強の武道娘です。

　どれくらい最強かっていうと、某アニメの「戦闘力」を測る機械で見れ
ば、間違いなく「ぶっ壊れる」くらい。（笑）

　いえ、実際、そんな描写はないですけど、少なくとも宇宙まで気弾を飛
ばすくらいだから、それくらい余裕であるでしょ。

　ちなみに見た目は、すっごく美人で体を鍛えてることもあり、スタイル
抜群。

　当然、異性のみならず、同姓からも好かれるというモテっぷり。

　で、本人もそれを自覚してはいるけど、男にはあまり興味がなく、主に
女性の方をターゲットにしてます。

　というか、その容姿とは裏腹に、この百代姉さん、性格は親父。（笑）

　綺麗な女の子とイチャイチャしたいとか平気で言っちゃってます。

　だからと言って、男にまったく興味がないというわけでもないようで、
主人公のことは一応、それなりに気にしてるみたいです。

　ただし、舎弟として。（爆）

　「舎弟は、姉貴分の言うことを文句言わずに受け入れろ」といって、何
かにつけて主人公にセクハラをしてきます。

　いや、ほんと、親父だわ、この人。

　だからと言って、逆らうと怖い怖〜い、おしおきが待ってるので、何も
出来ないという不条理。

　まあ、最強の武人だからしょうがないんですけどね。

　ちなみに、その名前は世界に知れ渡っているらしく、ほぼ毎日のように
挑戦者が百代の前に現れます。

　しかし、その全てが瞬殺という強さ。

　こんなヒロインを、どのように攻略していくのか、主人公の腕の見せ所
ですね。

百代シナリオ感想

　個別シナリオは、もう百代姉さんの強さが光るシナリオでした。

　挑戦者は瞬殺。それでも、強さを求める百代は、次第にその戦闘欲求を
抑えられないようになっていきます。

　それを、主人公をイジメというか、イジって楽しむことで抑えると。

　どうやら、「他の男」にはこんなことは出来ないってことらしい。

　この辺は、幼馴染の姉って感じですね。

　そんな感じなので、主人公もある日、勢いあまって姉さんに告白。でも、
すぐに断られました。

　「お前はやはり舎弟なのだ」と。

　しかし、逆にこれで主人公に火がついてしまいました。

　まあ、武道娘に恋するくらいだから、主人公もそれなりに熱いうやつじ
ゃないとね。

　そして、姉さんに男として認められるために努力を始めた主人公の前に、
とあるとんでもない出来事が発生。

　それは、主人公が属するＦ組と仲の悪いＳ組との確執。

　Ｓ組は「特進クラス」ということで、エリートが揃っているためか、何
かにつけて、他のクラスの連中を足元に見るという癖があります。

　そして、その確執がついにクラス単位での戦いに発展。

　その時、学園長から「勝負は川神大戦」でつけろ！ということで、学校
を上げての最大の行事「川神大戦」が勃発。

　これは全学年を巻き込んでの一大イベントで、事の発端となったＦ組と
Ｓ組の両クラスが主導で、それぞれ２つに勢力を分けて、戦国時代の戦と
同じような形で勝負を決するというもの。

　主人公はその頭の良さから、Ｆ軍の軍師として任命され、Ｓ軍と戦うこ
とになりましたが、なんと百代姉さんはＳ軍についてしまうという驚きの
展開に。

　姉さんいわく、「お前達と戦いたい」からだそうです。

　当然、こうなると燃えるのが主人公。

　この戦いに勝って、姉さんを負かし、そして男として認めてもらうとい
い、知力・体力全てをつぎ込んでこの川神大戦に挑みました。

　結果、見事に勝利し、主人公の力を認めた百代姉さんは主人公と付き合
うことに。

　誰よりも強くい、姉のような人が恋人になて、「デレデレ」する様は、
とっても「ごちそうさま」って感じです。

　とまあ、こんな感じでの物語でしたが、私的にこのシナリオの最大の見
所は、やはり「川神大戦」でしょう。

　かなり端折ってますが、この戦いは地形を利用した策略や、それぞれの
キャラの特性を生かし、主人公が常に先の先を読んで戦いに挑むって感じ
だったのでとても見ごたえがありました。

　絶対的な勝利でもなく、何とかギリギリの勝利だったてのも悪くないで
すしね。

　それに、驚きのゲストも登場したし。

　もう最初からこんなシナリオ見せられたら、今後どうなるんだって感じ
でした。

　とりあえず二人は今後も、幸せになっていくんでしょうね。

　武力の妻に、知略の夫。

　悪くない組み合わせですね〜〜。

　そんな感じで、次のシナリオにも期待です。