感想(南斗星)


以下、ネタバレが含まれてます。
未プレイの方は、
以下の文章を読まないことをお勧めします。


久遠寺家最強戦闘メイド(でも格好は執事)

 本作品サブヒロインにして、おそらく久遠寺家最強のメイド。

 でも、外見が男っぽいため、メイド服がまるで似合わないので執事服を
着てます。(名前は「なとせ」と読みます)

 立場としては主人公達と同じで、久遠寺家に拾われたメイドで、主に家
の警備を担当。

 多分だけど、ムエタイの達人です。(その戦闘スタイルから)

 性格は、まじめで無口。でも、可愛いものには目がなく、おまけにご飯
にも目が無い。(笑)

 簡単に餌付けされてしまう、おかしなキャラクターです。

 ちなみに、専属は夢。

 夢のことを大切に思い、常に一番に考えています。でも、その思いの強
さが、物語終盤で思いもよらないことに。

南斗星シナリオ感想

 個別シナリオに入ると、南斗星の生い立ちが判ってきます。

 家族のこと。右目の眼帯のこと。

 かなり悲惨な過去をもっているみたいで、その思いの強さゆえに大切な
人を守るという行動が終盤に暴走してしまいます。

 自分の国にいた時、災害で自分を残して家族を全員亡くした哀しみ。

 そんな思いをもう二度としたくない、常に自分が大切な人の側にいると
いう行動に出ます。

 そして、それは主人公と恋仲になってから、更に顕著に出てきました。

 暴走する思い。常に自分が側にいようとする依存。

 ついには、「夢と主人公」をさらって、山奥に引きこもるという暴走っ
ぷり。

 大切な人が自分の側にいれば、自分が守ることが出来るという思いが、
ここまで彼女を暴走させてしまいました。

 でも、主人公の体を張った説得により、それも氷解。

 って、これで終わりです。

 え〜と・・・いわゆる「ヤンデレキャラ」なんだろうけど、病み方が何
だか微妙な感じ。

 シナリオも全体的にみて、これまでの通り、イマイチでした。

 やれやれ。


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