購入当日は、早速家に帰ってインストール。そして、いよいとプレイ開始なのだが、私はいきなりスタート画面で放心しかけてしまった。というのも、雪に包まれた街と、その前にある大きな木。そして、バックに流れる音楽の美しさに一瞬だが意識を持っていかれかけたからだった。
「何だろう、この感じは」と、疑問に思いつつゲームをスタートさせる。そして、これまた美しいＢＧＭが流れる中、待ち合わせ場所での名雪との再開。いきなりギャグをかましてるこの主人公に、何となく愛着を感じる。
ちなみに、オープニング直前の「行くぞ、名雪」という台詞が、いきなり私のツボを押してきた。そう、私はこういうのに弱いのだ。そして、いよいよ始まったオープニング。
静かに、本当に静かに始まる音楽と、それに合わせたかのようなアニメーション。再び、雪に包まれた街と大きな木が現れたあと、タイトルが表示され、その後キャラ紹介。そして、ラストの主人公の思いともいえるあの言葉。
この時点で、私は物語に引き込まれていることに気が付いていなかった。
序盤は新しい生活を始めた主人公の日常を現す描写が多かった。この辺は、特に書くことはないと思う。まあ、ギャグに関しては色々言いたいこともあるが・・・（寒いんだもん）
だけど、一日一日が終わるたびに現れる、意味深な詩のような言葉。背景に降り続く雪と、あの言葉は一体何を表しているのか。それが、この時は当然理解出来なかった。これは、後に判ることなので今はまだ書かないが、この時は多分、主人公の心情なのかなと考えていた。
そして、いよいよご登場となった「たいやき食い逃げ女」こと「月宮あゆ」との出会い。その後に、これも時々夢として見る幼い少女とのやりとり。
正直言って、序盤は謎だらけ。でも、不思議と物語に引き込まれている。それは、このあまりにも多い伏線から来てるのだろう。
ちなみに、この後にいよいよ各キャラの物語へと入っていくわけだが、私は攻略サイトを見てプレイしたわけでもないし、情報も殆ど仕入れていなかったので、攻略順は適当に気が向いたままに進めていったことを頭に入れておいてください。