感想（夢十夜「遠野家のコン・ゲーム」）

　「夢十夜」九番目のシナリオが、この「遠野家のコン・ゲーム」です。

　内容はというと、上記で書いたとおり、月姫キャラ総出演での鬼ごっこ。

　広大な敷地面積を持つ遠野家内で、鬼ごっこをするという何とも・・・
という物語。
　というか、ギャグもここまでくればもう開いた口が塞がりませんね。

　しかも、鬼ごっこといいつつ実際にはこれ、吸血鬼ごっこ。

　鬼に捕まったら、その人も鬼となって逃げる相手を捉えに走るという、
独自のルールつき。

　でも、これも実は幼き日を苦しみでしか満たしていない「琥珀」さんに
楽しんで貰おうと企画されたもの。

　そう思うと、ちょっと切ない気がしなくもないですね。

感　想

　感想ですが、何しろいきなり鬼になったのが「琥珀」さん。

　本編でも「策士」と言われても違和感の無い人がいきなり鬼になったのだ
から、そりゃもう大変。

　いきなりネロが捕まって、四季やアルクも策にはまり、捕らえられちゃう
んだから、まさに「策士・琥珀」の本領発揮。

　こんな感じで、最後までドタバタが続く物語でした。

最後に

　全編通してドタバタですが、ラストで琥珀さんが志貴と話す場面が何とも
印象的。

　ここだけ、ちょっとシリアスになってるんですよね。

　幼き日々の思い出って大切ですよね、誰にでも。