感想（学校編）

　さあ、歌月十夜の学校編と称する物語の始まりです。

　朝起きて、朝食を摂り学校へ行く。

　いつもと変わらない授業風景、いつもと変わらない級友達の態度。

　昨日から今日、今日から明日へと、同じように繰り返される日常。

　それが、この学校編の物語。

　学校が終われば家に帰って眠るだけ。

　そう、何一つ変化のない、日常が毎日のように繰り返されます。

　しかし、普通の授業だったり、気が付けば体育祭や文化祭当日だったり
と、何処かおかしな日常が繰り広げられます。

　だけど、そのおかしいという思いも、家に帰って眠り、朝を迎えれば全
て忘れ、同じ日常を繰り返す。

　街で起こる通り魔事件。突然、襲われる世界の果ての幻想。そう、何か
が、確かに何かがおかしい。

　でも、何がおかしいのかが判らない。

　何故、どうしてそうなるのか。

　真夏に雪が降ってきたり、足下が突然崩れて飲み込まれたり、自分とう
りふたつの殺人鬼と一騎打ちを演じて、逆に殺されたり。

　でも、それらは全て一日が終わると、元に戻ってしまう。

　そんな中、唯一心に残る一人の少女。

　黒い服に身を包み、出会っても喋ることなく、ただ寂しいそうな目で自
分を見つめるその少女の姿。

　同じ日常を繰り返す中、ただその少女のことだけが徐々に降り積もって
いく雪のように思いとなっていく。

　何が、どうして、どうすればそうなるのか。

　全てが謎だらけの日常。

　それが、繰り返されていきます。

　そう、それこそ、永遠に・・・

感　想

　とまあ、だいたいの雰囲気を書いたんですが、物語の本筋を伝っていく
と、とてもシリアスなんですが、何しろ「お祭り」と称する作品であるが
故に、途中途中に入るイベントはとにかく爆笑の連続。

　アルクェイドの家に行って食事を作ったら「ニンニク」料理（しかし、
吸血鬼がニンニク嫌いってのは、ベタなネタだと思うが）を出しちゃった
り、先輩の家に行けば、お馴染みの「カレー」だったり、有彦の家に行け
ば、訳の判らん生物を見ちゃうしでまあ、とにもかくにも何処までもギャ
グで突っ走り続けるのか見物って程、連発してくれちゃってます。

　体育祭は、シエル先輩と秋葉の龍虎相打つならぬ「獅子と大蛇」の凄ま
じい修羅場や、文化祭における「メイド（翡翠）登場」「琥珀さんのチャ
イナ服」（これはＣＧが無かった。残念！）とか、まあ、とにかく書き続
けたらキリが無いですね。

　でも、そんな中、現れる一人の少女。

　そして、一匹の黒猫。

　まあ、一目見て、「この黒猫って少女の本当の姿なんだろうな」って思
っちゃいましたが・・・

　彼女が何故、志貴の周りにいるのか。

　何故、このような不思議な日常が繰り返されるのか。

　序盤は謎のまま物語が進んでいき、そして徐々に、本当に徐々に真実が
明らかになっていきます。

最後に

　ということで、学校編の感想はこの辺で。

　本当はもうちょっと書きたいことがあったんだけど、キリがなさそうな
ので。（笑）

　とにかく、一日が終わると、また初めから日常が繰り返されるので、か
なり大変です。

　それでも、少しずつ明らかになっていく真実。

　とりあえず、それは今後の感想の方で語りましょう。

　まあ、とにかく、学校編では楽しいこと満載です。

　シエル先輩とアルクェイドの「クロスカウンター」も面白かったしなぁ。
　あ、でも、下着を漁っちゃいけませんよ、志貴君。（って私がやらせたん
か）

　あ〜、駄目だ。ほんと、キリないんで、この辺で強引に終了！
（今回、この感想って殆ど意味不明だなぁ）