以下、ネタバレが含まれてます。
未プレイの方は、
以下の文章を読まないことをお勧めします。
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乙女の秘密に触れてはいけません
さて、突然ですが・・・「桜」という優秀な家政婦さんを取られた間
ということで、イキナリこんな疑問が浮かんだ士郎が桜の家を訪ねて
まあ、確かに桜は士郎の家に朝から晩まで入り浸りだから、家のこと
その辺は士郎も気にしていて「手伝いをしてくれるのは嬉しいが、そ 色々と気を遣う士郎らしいですね。
さて、そんな突然の士郎の訪問と質問に顔を引きつらせながら答える、
ハッキリ言って、出てこなくていいんだが、今回は出てくる度にギャ
んで、士郎が話を聞くと、どうやら桜はちゃんと家の家事もやってい でも、その話をしている慎二の顔色がどうも優れない。
ひょっとして、桜の作るご飯が口に合わないとかと思ったら、「そこ こいつ、やっぱり一度殺したい。 何で士郎は、こんな奴を親友と呼ぶんだろうか？ う〜〜ん、謎だ。 まあ、それはともかく。
じゃあ、何が不満なんだと聞くと、どうやら食事中の桜の視線が気に
何でも、桜は食事中にその様子を「じ〜〜〜〜」っと見ているとのこ
ちなみに爺様（あの妖怪じじい）も同じ理由で、部屋に引きこもった
でも、士郎は別に自分の家で食事している時は視線なんて気にならな
だけどねぇ・・・その気持ち判る！！！（え？）
判るぞ、慎二！！！
この時こそ、お前とシンクロしたことはない！
そう、女って何で人の食事する様子をじっと見つめ
見てるんですよ！！！
で、明らかに作ったものが美味しいのかどうか聞き
あの視線！
あの態度！
もうね、それが毎日続くと確かにたまりません！！！
慎二！ お前の気持ちは本当によくわかるぞ！！！！ ・ ・・ ・・・ 失礼、脱線しました。（落ち着け、自分）
さて、そんなこんなで結局は慎二が色々と悪いんじゃないかというこ まあ、この辺も相変わらずですな。 この家に、桜の人権は無いんだろうか。
で、そんなこんなで士郎と話をしているうちに、「じゃあ確かめてみ
何をどうやって確かめるのかというと、「最近、桜は日記を付けてる 当然、正義の味方を目指す我らが士郎は反対。 そりゃ他人の日記を勝手に見るなんて、イケナイことですから。
でも、慎二の必死（？）の説得により、士郎も渋々ながら日記を探す まあ、士郎は言い出しっぺだしね。
でも、桜の部屋の前で慎二が取っ手に手を掛けて扉を開け始めた時で 「そう言えば言い忘れてたけど」と言って話し始める慎二。
半年くらい前から、桜の部屋には妙な結界が張ってあるらしい。どう それを聞いて、士郎はビックリ仰天！ そして同時に思います。 「何、そのバッドエンド直行みたいな設定は！？」 そう、またです。またなのです！ 「バッドエンドの罠は何処に潜んでいるか判らない」 それが今回のコンセプト！ それが例え平凡な日常といえど、変わらないんですねぇ〜〜〜〜！！
そして、必死になって止める士郎を後目に慎二が桜の部屋の扉を開き 何も起きません。（笑）
これには、さすがに慎二もビックリ。士郎は、ほっと胸をなで下ろし
で、「こんなことなら、もっと早く忍び込めばよかった」と、調子ぶ コイツ、アホだなぁ。
部屋に入った途端、「バッドエンド！」っていう不条理な結末を知ら でも、何も起こりません。
そんな慎二を見て士郎も呆れてましたが、ここまで来た以上、もう後
おそらく魔術の話は本当だろうから、桜が侵入者を察知してるのは必
その時間はだいたい３０分くらいだろうということで、二人で素早く 目指すは「桜の日記」。 士郎は、机周りを。 慎二は、自主的にクローゼットの周りを捜索。
さて、士郎が机周りを探しますが、そういった類のものは見つかりま そこにあるのはごく普通の、女子高生の机周り。
教科書があって、料理の本があって、編み物の本があって、老人をポ
あまり家捜しすると証拠隠滅する時間がなくなるので、適当なところ さて一方慎二はというと・・・下着を漁ってました。（この外道） はい、当然、士郎のツッコミが入ります。
そんなこんなで時間もそろそろヤバイということで退却しようとする すると、見事にそこから日記を発見しました。 というか、目星付けてたならとっとと見つけろっての。
でも、床に落ちたソレを拾おうとした瞬間、画面がピキっと凍り付き そのノートのタイトルが、 「ジャプニカ暗殺帳（ふくしゅう）！」 それを見て震え上がる士郎と慎二。 そう、これこそ、名前を書いた者は死ぬという伝説のノート！ って、デ○ノートかい！！（爆） いやぁ、大爆笑です。（私が） まさか、ここでこのネタを持ってくるなんて。
さて、震え上がっている慎二を後目に、士郎がノートを手に取り中を
例えば「兄さんの帰りが遅くて作ったご飯が無駄になったから事前に それを見て、ホラみたことかと慎二に説教をする士郎。
まあ、そうですよね。桜と慎二の言動を見る限り、どう見たって悪く
ということで、慎二はこれから心を入れ替えて日々過ごすようにって それは、士郎が日記の続きを読み続けたからです。 その内容を見て、どんどん血の気が引いていく士郎。 その内容とは・・・ ・「最近、兄さんの帰りが遅い、ゆるせない」 ・「最近、兄さんが食事を残こす、ゆるせない」 ・「最近、兄さんがお金を使い過ぎる、ゆるせない」 そしてその文面は日記の後ろの方へ行くに従って変わってきます。 ・「兄さんの帰りが１分遅れた、ゆるせない」 ・「兄さんがごはん１粒残した、ユルせない」 ・「兄さんが・・・ユルセナイ」 ・「兄さんが・・・兄さんが・・・ニイサンガ・・・」 ・「ゆるせない・・・ユルせない・・・・ユルセナイ」 ゆっくりとノートを閉じる士郎。 そして両足に力を込め、出口を確認すると「慎二」と一言。 「とにかく悪いのはお前だ〜〜！」と一気にダッシュ！！ っていうか士郎！ お前、この状況で逃げるか！！（笑） 当然、慎二は泣きながら止めますが、そんなこと聞いていられません。 とにかく、一秒でも早くこの場から退去しなければ〜〜〜〜。
しかし、その時無情に響き渡る警報音。 そして何故か数メートルし
頭もクラクラして、まともな思考が出来ない状態に。そんな中で士郎 日記を手にした者が外に出ようとすると働く結界だったということ！ 大変です！ 大変です！ 大変です！
すでに結界に囚われてしまったので、何とかこの結界を破り、逃げな と思っているところに、ガチャという音が響きます。 思うように働かない頭で「今の音は何だ？」と慎二に問いかける士郎。 そして慎二は呆れたように答えます。 「あれは、桜が帰ってきた音だよ」と。 そうか、あはは〜〜〜と思考が回らない士郎。 といいつつ、心の中ではデンジャーモード発動中！！ そう桜が帰ってきたんですよ！ 早く逃げないと大変なことにぃ〜〜〜〜〜！！！！
そして「ズシン！ズシン！」と近づいてくる怒りのオーラが含まれた
そして「ゆるせないなぁ、女の子の部屋に無断で入るなんてぇ〜」と、 鉄の意志を持つ士郎はここで事態を把握。一気に現実に戻されました。
そして、早く逃げろと慎二に促しますが、慎二の方はパニクってもう、 そうこうしているうちに更に近づいてくる足音！ 仕方ないので、せめて自分だけはと逃げようとする士郎。 でも、無情にもその時、足音が止まりました。 そして「ギイイィィィィ」という音と共に開く扉。 その向こう側に立っていたのは・・・ 「赤い縦縞＆黒ボンテージ姿の桜！」 ぎゃ〜〜〜〜〜！！！！と、叫んだのはプレイしていた私。（爆）
だって、この姿は、前作の桜シナリオ終盤で自分の力が暴走してどう
「あら？ 兄さんだけかと思ったら、珍しい人が混ざっているんです
そして落ちていた日記・・・じゃなくて暗殺帳を手に取ると、その矛 「無断で部屋に入らないでって言ったのに」と。
それを聞いて震えながら「そんなこと言ってたっけ？」と惚ける慎二
そこには「○月Ｘ日 兄さんが勝手に部屋に入ったので注意する。最
それを聞いて「思い出した」と答える慎二。だけど今度は、「士郎が
コイツ、マジで最低な野郎ですが、まあ気持ちは判らなくもないです とにかく危険度ＭＡＸな状態ですし。
で、罪をなすりつけられた士郎は慎二と言い合いになりますが、何だ そしてついに痺れを切らしたのか、桜の影が慎二へ伸びます。
って、その影って、これまた桜シナリオで使役していた使い魔じゃな
でも、まあ桜もさすがに命までは取らないだろうから安心しろ、と慎 でもそこで「うふふふ」と笑う桜。 おやぁ？ 何でここで笑うんですか、桜さん？
それは士郎も疑問に思い、聞いてみると「命までは取りません。です あれれ？ 何だか、語尾が変ですね？ 覚悟って・・・え？ と思っているうちに、今度は士郎の方に延びてくる影。 それを見て大慌ての士郎。
「部屋に入ったのは悪かったけど、俺には慎二ほどの罪は・・・」と う〜ん、見苦しいなぁ。
でも、そんな士郎を見て、桜が「先輩にも罪があるんですよ」と言い、 それは・・・ 「もう一冊のジャプニカ暗殺帳（しろう）！」 そうですよね！ デス○ートって、２冊あったんですよね！（ってこれもネタかい！） 「もう一冊あったのデスノぅ！！」と震え上がる士郎。
しかも、何だか桜だけじゃなくて「凛とかイリヤとかセイバー」が書 し、士郎、お前何してるんだ！？
まあ、ヒロインを取っ替え引っ替えしてるわけだから、それぞれ思う
さて、そんな我らがヒーローですが、必死になって桜を説得し、逃げ それは、まだ生きていた慎二！
死ぬなら一緒だ！と士郎の足を離さない慎二に対して、一人で死んで ああ、どっちも見苦しい〜〜〜。（笑） そして、視界が暗転し、バッドエンド〜〜〜〜〜〜〜。 と、思ったら・・・気が付いたら士郎は部屋で寝ていました。 どうやら夢だったみたいです。（笑）
しかし、夢にしてはかなりリアルな夢だったなぁと思っている士郎の その僅かな隙間から見えたのは・・・ 「冷たい視線でこちらを見つめながら消えていく桜さん！」 ゆ、夢じゃな〜〜〜〜い！！！！！！（ガクガクブルブル） 感 想 だからね、桜を怒らせると怖いんですよ、というお話。 いや、もう途中からヤバイだろって思ったのに・・・
それにしても「ジャプニカ暗殺帳」には笑いました。だって、思いっ とにかく、乙女の部屋に無断で入室するのはよくないですね。 皆さんも気を付けましょ〜〜〜。 |