感想（士郎・夜の街へ）

　昼間におかしいことが起きている街ですが、夜は輪を掛けておかしい出
来事が起こります。

　もっとも、序盤はまだそんなに変なことは起こりません。

　でも、どう見てもおかしいだろっていうのがあります。

　ということで、我らが正義の味方「衛宮士郎」は、この状況を確認する
為に、夜の街へパトロールに出ます。

　しかも「無謀」を絵に描いたような我らが士郎は、セイバーも連れず、
一人で出ていくんだからもう、どうしたものか。

　捜索範囲は、自分の住む深山町から新都周辺まで。

　ただし、本当に序盤は何も起こりません。

　そう、すれ違った人が獣の姿をしていても、ごく普通の一般人という感
覚しか持てなかったり、静かな住宅地に響く悲鳴が聞こえているのに、聞
こえていなかったりと・・・

　はい、もう凄い矛盾ですが、とにかく士郎はこれを普通の状況として感
じちゃってます。

　これをどう解釈していいのか、この序盤では判りませんが、プレイして
いるこちらからすれば「あきらかにおかしいだろ！」って思うことが山の
ように起こるんです。

　そして、ある程度物語を進めていくと、４日目の夜にそれが起こります。

　それは、一人の少女との出会い。

　新キャラ「カレン・オルテンシア」です。

　でも、初めて会った時は名前も何も判らない士郎。

　その出で立ちや雰囲気から、奇妙な感覚を覚えた士郎が何かを問いかけ
ようとした時でした。

　気が付くと、士郎の周りに獣とも使い魔とも取れない異形の影が。

　もっとも、それ程強くは無いので、うまくその攻撃を交わす士郎。

　ところが、気が付くと士郎の周り一帯に山のような獣の姿が。

　そして、その獣達に一斉に襲いかかれ、無惨にも体を引き裂かれ、肉の
一片も残さず食い荒らされる士郎。

　はい、バッドエンド〜〜〜〜〜〜、って、おい！

　何だい！　この終わり方は！！！

　というか、士郎が死んだあと、深山町を中心にその影が街全体を覆い尽
くしていきます。

　次から次へと増殖していく、獣の赤い目。その数は、数万に達するでし
ょうか？

　とにかく、街全体を赤い光で覆い尽くす程の増殖力。

　一体、この獣はなんなのでしょうか？

　そして、あの少女との関係は？

　まだまだ、この時点では何も判りません。

　判ることは・・・このエンディングに限らず、４日目が終わると、再び
一日目に戻ることでしょうか。

　これは、「バゼット」達が殺されて一日目に戻る現象と同じでは？

　繰り返される日々。夜に起こる奇妙な出来事。

　あの力は「アヴェンジャー」の特殊能力と思っていましたが、どうもそ
れだけじゃない気がしてきました。

　この謎を解くことが、今回の物語の結末へ繋がるんでしょうか？

　まだまだ、先は長そうです。

　ということで、士郎が動き出しました。

　相変わらず、無鉄砲な動き方するけどね。
（おかげで、何回バッドエンドになったことやら）

感　想

　何か行動を起こすと、それは決まって無謀・無鉄砲な我らが「衛宮士郎」

　今回も、そのどうしようもない性格は健在です。

　まったくもう、一人でふらふらとしてるから、あっさり殺されるんだって
の。

　もっとも、今回の物語はその死すらも、一つのイベントらしいですね。

　さて、今後どのような展開になるか。

　まだまだ、謎ばかりの序盤です。

最後に

　ということで、この感想はこの辺で。

　今回は、序盤で起こるいくつかの出来事を「士郎・夜の街へ」という形に
まとめてみました。

　一つ一つを小出しにしていくと、それこそ本当にちょっとだけっていうシ
ーンがいくつもあるので、こういう書き方になるのは致し方ないかなと。

　さて、これからもこんな感じで、少しずつまとめていきますよ。

　先は長いので、所々端折りますけどね。（笑）
（ネタバレ防止にもなるから、ちょうどいいか）