|
悪しき者の存在
さて、では今回もいってみましょうか。
激辛麻婆店から出た士郎は、言峰との話から色々と考えながら街中を、
家に向けて（かな？）歩いていました。
でも、その最中に何だか、士郎を呼んでいる声やら仕草やら。もっとも、
士郎は考え事に一生懸命でまるで気が付かず。
（こいつ一つのことに執着すると他のがまるで見えなくなるんだよね）
で、大声を出されてやっとその存在に気が付きました。
現れたのは「イリヤ」。
そう、待ち合わせしていたんですよね。ということで、イリヤはちょっ
とだけ怒ってます。
しょうがないので、ここは・・・家に招くことで許して貰うことにしま
した。（本当は選択肢なんですが）
ところが、家にはセイバーがいるわけで、敵であるアインツベルンのマ
スターを自分の陣地に入れると聞いた時点で大反対。
士郎は（バーサーカーもいないから）何とか説得して、セイバーを離れ
へ退避させてイリヤを家の中に。
初めて見る日本家屋内を、物珍しそうにしてはしゃぎまくるイリヤ。
こういう姿は、やっぱり可愛い子供そのもの何ですよねぇ。マスターの
時とは大違い。
でも、しばらくしてイリヤの元気が無くなってきました。それは、切嗣
が本当にいないという事実。そして、ふいに涙をこぼします。
ようするに、目指す相手がいないことが悲しいのかな？
でも、確か、イリヤは切嗣と士郎を殺すっていってましたよね。
まあ、それは切嗣が、前回の聖杯戦争でアインツベルンに雇われて参加
したにも関わらず、最後の最後で聖杯を破壊した・・・ようするに裏切っ
たからなのでしょうけど。（もっとも、聖杯の正体がアレじゃねぇ・・・）
さて、その後、イリヤを街中まで送っていき、帰ってくると桜が居間で
眠っていました。
そのままじゃ風邪を引くと思い、毛布を掛けようとした士郎。ところが、
ちょうどその時、桜が目を覚ましました。
でも、まだ寝ぼけてるのか、桜は放心状態。（寝起き悪い？）
しかも、そのまま士郎の首に腕を廻してきました。
さあ、ここで士郎の方が大変なことに。あまりにも突然のことで、心の
準備が出来てなかったし、今の桜は明らかに寝ぼけているとはいえ、殆ど
「据え膳食わねば・・・」状態だし。
ここで食わなきゃ、男じゃないでしょう！←（お前、最低だな）
でも、大混乱してる士郎には、そこまで思考が回らない様子。
ええい、エロゲの主人公が何を躊躇っとるか！
とっとと、押したお（以下、暴走がしばらく続くので省略）
・・・・・・・
失礼。少々、あっちの世界に行ってました。
（でも、士郎って肝心な所で煮え切らないから見ててもどかしいんだよね）
さて、大混乱の士郎と夢心地の桜の、長いようで短く、短いようで長い
この甘い一時は・・・セイバーの登場であっさりと終了。
まあ、セイバーがいるから二人きりなんて無理なんですけどね。
さて、夜になり今日は予定通り巡回です。その最中、セイバーがサーヴ
ァントの気配を察知したので、その現場へ。そこにいたのは・・・
アーチャー＆凛と対峙する間桐臓硯。
しかも、その側には「倒したはずのキャスターの姿が！」
でも、キャスターはどうもおかしいです。体が真っ黒で、魂の片鱗さえ
も感じられません。それを見たセイバーは怒りにくれていました。
どうやら臓硯は、倒れたサーヴァントを自分の操り人形にしている様子。
（というか、そんなこと出来るんだ・・・この妖怪は）
そして、セイバーはというと、誇りをかけて戦い、敗れた者を死しても
なお、使役する臓硯が許せないと怒り心頭です。
とにかく、戦闘開始するセイバーとキャスター。でも、キャスターでは
セイバーに敵うはずもなく、また操り人形と化した状態では実力差も埋め
ることは出来ません。
あっという間にキャスターは倒され、アーチャーとセイバーが臓硯の前
に立ちふさがります。
そして、あっさりと体を真っ二つにされる臓硯。
でも、これで終わりと思いきや、何とその時あの黒い影が現れました。
まるで、某ＡＲＰＧに登場するモンスターみたいな形をした（笑）そい
つを見て、臓硯は「あり得ぬ」とかほざいてそのまま上体だけで逃げてい
きます。（しかし、上体だけで逃げるとは・・・キモイ奴）
さて、その影は凛に襲いかかり、咄嗟に士郎が庇います。
そして、士郎の中に凄まじい呪いみたいなものが入り込んできます。で
も、士郎はそれに耐えきったのか、しばらくして目を覚ましました。
士郎を心配する凛とセイバー。そして、相変わらず冷ややかな視線のア
ーチャー。でも、アーチャーだけはあの影が何なのか判っている様子でし
た。
どうやら、アーチャーにとっては、あの影は今まで何度か対峙したこと
がある様子。ようするに、アーチャーみたいな英霊は、あの影を倒すこと
も役目の一つのようです。
で、アーチャーが一通り自分だけに判る説明を終えると、セイバーが士
郎を抱えて家に帰ります。さすがに、この状態では危険ですからねぇ。
でも、帰ってきた時、出迎えた桜が士郎の姿を見て、セイバーに向けて
怒り出します。
それは、セイバーが来てから、士郎はこういうことになって来ることが
多くなったと。確かに桜の言うことは正しいですし、セイバーもそれを判
っているのか、返す言葉が無く、黙り込んでしまいます。
でも、何とか士郎が桜を説得してその場を納めました。
まあ、士郎がこういう目にあってるのは士郎自身に原因があるんだけど
ねぇ。（無鉄砲だしねぇ・・・）
さて、ここで場面が切り替わり、とある女性の視点。仕事が遅くなり、
家路へと急ぐ女性。が、途中の道で、蟲に襲われました。
蟲ってことは・・・あの妖怪ですね。
その蟲は、女性の体内に潜り込み、その女性を内側から食い尽くしてい
きます。その食われている途中、この女性はこれから家に帰ってやること
や、明日の仕事のこととかを考えますが、同時に性的快感も覚えていまし
た。
でも、その快感はというと、体を食われる際に脳の信号が作為的に切り
替えられたものっぽく、気が付けば女性はその快楽の中で全身を食われて
しまいました。
しかし、このシーン・・・グロい。
で、一通りことが済んだ後に、その場にいたのは復活した間桐臓硯。
この妖怪は、こうやって自分の体を作り替えて生きてきたようです。い
やはや、とんでもないやつですな。
そして、調度そこに現れたのは「髑髏仮面のアサシン」でした。
どうやらアサシンは、臓硯のしたことの一部始終を見ていた様子。ここ
で、臓硯とアサシンの会話が行われ、アサシンは臓硯をマスターとして契
約を交わしました。
（そういえば、今まではこいつマスター無しだったんですよね）
しかし、こりゃまた、面倒な火種が増えたものですねぇ。あの影とこの
妖怪だけでなく、アサシンまで絡んでくるとは・・・
さらばセイバー。そして、意外な展開に・・・
さて、翌日。
今回の聖杯戦争を行う前に、あの影を何とかしなければと思い始めた士
郎。それは凛も同じなので、夜になると再びセイバーを伴い巡回へ。その
際に、異様な気配を察知したので二人は柳洞寺へ。
一方、凛も別行動で動いていました。こちらは、あの妖怪を調べる為。
その為に、何と間桐の屋敷へと忍び込んでいきます。
いやはや、何とも大胆なお嬢様だこと。
そして、屋敷の中を調べる凛の耳に、アーチャーの声が。それは、家の
構造から見て隠された部屋があるとのこと。
さすがに、この辺りはアーチャーですね。物の構造を読みとることにか
けては、天下一品です。
で、見つけた部屋は、例の地下室。そう、あの蟲だらけの部屋。そのあ
まりのおぞましさに、凛は思わず戻してしまいました。
あの凛ですら、こうなるほど、その部屋はおぞましかったのでしょう。
ただ、その場には蟲以外に何も無かったので、アーチャーに促されて、
その場を跡にする凛。ただ、同時に怒りにもくれていました。
あの地下室を使っているのだとしたら、そんなの既に人ではないという
思いを抱いて。
さて、そうこうするうちに、凛はさらに調査を進め、そして食堂に辿り
ついた時、隠れていた慎二と出会います。
もう、この屋敷で調べることは殆ど終わっていた凛にとっては、この出
会いはおまけみたいなもの。しかも、あの地下室の様子を見たあとなので、
凛はすこぶる機嫌がよろしくなかったみたいです。
魔術回路の無い慎二は、マスターになれば魔術師になれると思っていた
のだろうとか、とにかく慎二のことを徹底的にいぢめまくります。
挙げ句の果てに、「士郎の方が、まだ素質がある」と言って、その場か
ら去っていきました。
それを聞いた慎二は、納得できない様子。そして、その怒りの矛先は、
その言葉を突きつけた凛にではなく、士郎へと向いてしまいました。
しかし・・・凛、あんたは何余計なこと言ってるんだよ。
一方、柳洞寺に向かった士郎達は、無人となった寺を調査。でも、異様
な気配があるにもかかわらず、特に何も見つけらません。
でも、しばらくしてでした。突然、セイバーに本堂の中に押し込まれる
士郎。扉を閉めた向こうからセイバーは、アサシンのサーヴァントがいる
と答えました。
それを聞いて、自分も戦うと返答した士郎でしたが、セイバーの言葉で
は、アサシンが相手では士郎を守りきる自信が無いとのこと。
まあ、確かにアサシンは暗殺者。いつ、何処から襲ってくるか判らない
相手ですからね。
ということで、セイバーはアサシンと戦うことに。
一方、本堂の中に押し込められた士郎の前には、何と臓硯が現れました。
これはこれで、かなりヤバイ展開なのでは・・・
でも、臓硯はどうやら士郎に興味が無い様子で、あまり意味のない話を
士郎にふってきます。
そんなこと、聞く耳を持たない士郎。でも、得たいの知れないこの爺様
を相手にするのはさすがに自分では無理と判断したのか、セイバーを待つ
ことに。
一方、セイバーはというと、アサシンと激闘を繰り広げていました。も
っとも、その戦いは一進一退。アサシンが常にセイバーと距離を取ってい
る為か、決着が付きそうにありません。
けれど、一瞬の隙をついて、アサシンはセイバーをある場所に誘導する
ことに成功しました。
それは・・・
あのキャスターを飲み込んだ影のいる場所。
セイバーも一度は、その危険感知能力で回避しましたが、アサシンの攻
撃で一瞬、気を逸らされた瞬間に、その影に掴まってしまいました。
足下から、影に飲み込まれ始めるセイバー。でも、セイバーは全力でい
けば、ここから脱出出来ると思っていました。そう、全力でいけば。
でも、今全力で行くわけにはいきません。何しろ、目の前にはアサシン
がいるのですから。
どうするか必死で思案しているセイバー。それを見て、アサシンの方が
先に動きました。
あのランサーを葬った宝具。妄想心音（ザバーニーヤ）と呼ばれるもの
で、セイバーさえも葬り去ろうとしてきました。
それを見て、セイバーは必死にその宝具を弾き返します。この辺りは、
さすがセイバーという感じでした。ただ・・・それによってセイバーは、
影から抜け出す力を失ってしまったとのこと。
影に飲み込まれていくセイバー。その脳裏には、最後まで士郎を気遣う
言葉が浮かんでいました。
ということで・・・セイバーが倒されました。
セイバーが・・・倒され、ました。
セイバーが・・・・・・・・
って、ええ〜〜〜！！！！！←うるさい
あのセイバーが、ここで退場ですか！？
ちょっとちょっとちょっと〜〜〜〜！！！！！
じゃあ、臓硯の前にいる士郎はどうなっちゃうんだよ！！！
ひょっとして私、何処か選択肢間違えましたか！？
おいおいおいおいおいおいおいおい！！！！！
待て、落ち着け。まだ物語は続いてる。タイガー道場が出てないから、
まだ続くんだ。そうだ、そうに決まってる。（誰に言ってるんだ？）
さて、落ち着いた所で視点は士郎に。いい加減、臓硯の話に嫌気が差し
てきた士郎は、令呪を用いてセイバーを強制的に召還するつもりでした。
でも、その瞬間、士郎の腕にあった令呪が消滅。
・・・・・・・・・・・・・・・・
やばい。マジで、選択肢間違えたか。
そして、臓硯の側に戻ってきたのはアサシン。これは、まさに最悪の状
況です。
臓硯は戻ってきたアサシンに、士郎を殺すように命令します。そして、
士郎に襲いかかるアサシン。
でも、これでタイガー道場確定と（私が）思った矢先でした。
その攻撃を弾き、士郎を守る者が現れました。それは・・・
ライダー！！！！
何と、ライダーが士郎を守り、アサシンと戦い出しました。これって、
どういうことですか？
だって、ライダーと言えば、マスターは慎二なのに・・・
でも、この時点で私は、何だか予感がありました。それはライダーのマ
スターって、本当は慎二じゃないんじゃないかってこと。
まあ、とりあえずそれは後回しにして、先を進めましょう。
さて、天井に床にと、蛇のようにへばりつき、凄まじい早さで攻撃をす
るライダーに、さすがのアサシンも敵わない様子。
まあ、アサシンは真っ正面からの攻撃は得意そうに見えませんからね。
（「小次郎」なら話は別ですけど）
それにしても、士郎が言ってましたが、このライダーは以前とはまるで
別人。セイバーと戦った時よりも、はるかに強いです。
そうこうするうちに、士郎はライダーに助けられて、柳洞寺を脱出。家
に逃げ帰ります。
でも、何故ライダーが自分を助けたのか判らず、問いかける士郎。でも、
ライダーは多くを語らず、そのまま姿を消しました。
家に戻ると、夜遅いにもかかわらず、桜が出迎えてくれました。
怪我をして帰ってきた士郎の手当をする桜。その怪我について、色々と
聞きたそうですが、それを押し殺して普段通りに接してくれます。
でも、話がセイバーのことに及んだ時でした。
士郎は何とかセイバーがいなくなったことを誤魔化して桜に伝えました
が、その時こんな返答が。
「でも、良かった。あの人が来てから、先輩怪我ばかりだったから」
「これで元通りですよね、先輩」
え〜と・・・桜ちゃん？
あなた、自分の言ってること判ってますか？
さて、そんな桜の返答を聞いた士郎ですが、さすがに正義の味方になろ
うという男。これくらいじゃめげません。今まで通り、夜の巡回は行うと
のこと。
で、視点が変わって桜へ。
桜は、士郎が無事なら他のことはどうでもいいと思っているようです。
そして、このままでは、士郎がまた大きな怪我をしてしまうと気遣う桜。
どうしようと思案する桜が辿り着いた結論。それは、簡単なことでした。
「なんだ、外にださなければいいんだ」と。
はい？（と思う、プレイ中の私。そんな私に追い打ちの言葉）
「歩けなくなるくらい怪我しちゃえば、危険な目に遭いませんよね」
この瞬間、私の思考はフリーズ。
セイバーシナリオでの、バーサーカーに挑んだアーチャー並のショック
が・・・（質はまるで違いますが）
さて・・・で、この桜ですが・・・
こんな女だったのか！？
ヒロインの中で、一番清純そうだった桜の幻想が壊れていきます。
う〜ん・・・この後、どうなるんだろ・・・
そして、真実は・・・
さて、翌日。
また熱を出して寝込む桜。ちょっと心配ですが、さすがにこの日は学校
を休むわけにはいかず、士郎は学校へ。（この前の凛のこともありますし）
昼休みに、昨夜の出来事を一通り凛に説明した後、士郎はまだ戦いを放
棄しないことを伝えます。
この際に、凛から色々と制約を受けますが、とりあえず危険なものは回
避と。（ここは選択肢ですから）
で、協力関係になったことで、凛は士郎へ魔術の修行をさせることに。
どうやら、凛は士郎の投影魔術に興味があるらしく、それを何とか戦い
に使いたいみたいです。
ということで放課後に、凛の家へとご招待。で、今日から泊まり込みで
修行だと言います。
で、士郎はと言うと、さすがにそれはまずいと答えます。まあ、色々あ
りますしねぇ、男として。（笑）
それに、桜のことも心配ですから。
と、士郎が桜のことを話した途端、凛の態度が急変。すぐに士郎の家に
行くということになりました。
う〜ん、凛って桜のことになると、時々こうなるんですよね。何故に？
さて、衛宮邸へと着いた二人。でも、家の中が妙にひっそりとしていま
す。調べてみると、桜の姿がありません。
一体何処へ・・・と思っている所に電話が。相手は慎二でした。
桜を拉致して、士郎に学校へ来るように命令してきます。ちなみに、す
ぐ側には凛がいて、怒り心頭と言った表情を浮かべながら聞き耳を立てて
ました。
電話を終えた後、士郎はすぐに学校へ。凛もアーチャーを連れて一緒に
行きますが、士郎は二人を校門の所で待つように言いました。
というのも、慎二は一人で来いと言っていたから。凛はそんなの無視す
るつもりでしたが、妥協して十分経ったら突入するということに。
そして、士郎は一人校内へ。
さて・・・で、いざ校内に入って教室の前まで来てみるとそこにいたの
は・・・
桜にナイフを突きつけてる慎二
う〜ん・・・この構図・・・外道にも程がありますねぇ。
まったく、この男は、どうしてこうも姑息なんでしょうか。
さて、そんな状態なので、とりあえず士郎は何も出来ず、慎二の言うが
ままです。で、慎二が士郎に告げたのは、「ライダーと戦え」とのことで
した。
生身の人間がサーヴァントと戦う・・・まあ、無茶ですね。
と言っても、士郎は凛シナリオで、あの英雄王を倒した程の熱血主人公
ですから、簡単にやられはしないでしょう。
ということで、戦闘開始なんですが・・・私の意に反して、士郎はライ
ダーにボロボロにされちゃいます。
でも、セイバーとの鍛錬が効いたのか、それとも手を抜かれているのか、
かろうじて致命傷だけはさけています。
ただ、そんな戦いの最中、士郎はあることを気にしていました。それは、
ライダーの動き。
昨晩、柳洞寺で助けられた時のライダーとは、明らかに動きが違うこと
に士郎は戦いながら疑問を抱いていました。もっとも、そんな疑問はすぐ
に戦いの中で消えちゃいますけど。
士郎はライダーの猛攻を必死に耐えながら、何とか隙をうかがいます。
そして、しばらく戦った時、その機会が訪れました。勝ち誇った慎二は、
士郎が知らないうちに自分の方に近づいていることにまるで気が付いてい
ませんでした。
そして、一瞬の隙をついて、桜を慎二から引き離します。
ただ、この際に、ライダーが「あなたの粘り勝ち」みたいなことを言っ
てました。これって、ライダーは士郎の策を読んでいたってこと？
まあ、それはともかく、見事に士郎の策にはまってしまった慎二は悔し
がります。そこへ、今度は慎二の天敵（笑）である、凛がアーチャーを連
れて到着。
士郎に向けて「一人で来いと言ったはずなのに」と罵声を浴びせかけま
すが、凛は涼しい顔で「あの電話の時、士郎の側にいた」と、あっけらか
んと言い放ちます。ついでに、「声が大きいから、聞きたくなくても聞こ
えた」とも。
この言葉に慎二は逆上・・・というか、凛って本当に慎二いじめが好き
だなぁ・・・ツボを心得てるというか。
さて、プライド（って程のものじゃないだろうけど）をズタズタにされ
た慎二は、ライダーに戦うように命じます。
それを相手にするのは、ご存じ未来の英雄アーチャー。
勝負は一瞬で終わり、ライダーは戦闘不能に。
（いくらなんでも、これは早すぎだろうけど）
そんなライダーの姿を見て、慎二は更に逆上。傷ついたライダーに、戦
えと命令し続けます。
でも、そんな時でした。
今まで黙って事の推移を見ていた桜が叫びました。
と、同時に燃え上がる慎二の本。
更にライダーの傷が一瞬で完治して、桜を士郎から引き離すと、守るよ
うに凛や士郎達と対峙しました。
これって、この展開はやっぱり・・・
ここで、凛が桜のことを話します。それは・・・
「間桐の正統なる後継者。今代の魔術師である貴女だものね、桜」と。
この台詞を聞いて、私は「やっぱりね」と思ってました。
いえ、このシナリオを始めた時から、端々でそれとなく前振りがされて
たので、ある程度は気が付いてたんですけどね。
ちなみに、驚いているのは士郎だけ。以前、臓硯から「桜は関係ない」
とか言われてたから、鵜呑みにしてたんでしょう。
さて、そんなこんなでマスターであると発覚した桜は、慎二にもう戦い
は止めるように懇願します。
でも、慎二は相変わらず「自分がマスターに相応しい。だから、もう一
回本を作れ」と桜に迫ります。
ここで、例によって凛の言葉。慎二が持っていた本は、桜の令呪から作
られ、一時的にサーヴァントのマスター権を譲渡するもの。でも、すでに
二回令呪を使用してしまったのだから、もう本は作れないと。
もし、もう一度それを行えば、ライダーは完全に令呪の縛りから抜け出
ると。そうなれば、真っ先に狙われるのはマスターであるということまで。
ここで、凛がトドメの一言。
「あなたはもう、マスターになれないのよ」
しかし、凛。君は本当に・・・悪魔だ。（笑）
が、それを聞いた慎二は今度は桜に戦うように命令しますが、当然拒否。
すると、「死んじゃえよ」という言葉と共に桜が苦しみだし、学校に張っ
てあった結界が発動します。
（って、この結界のこと、すっかり忘れてました）
しかも、この結界の力は、今までの比じゃありません。マスターの格が
違うと、これほどまでに効果が違うのかということをまざまざと見せつけ
てくれます。
さあ、こうなると大変です。一刻も早く、この結界を止めなければいけ
ません。そして、その結論にいち早く達したのはアーチャーでした。
結界の作動原因が桜であることを察知したアーチャーは桜を攻撃しよう
としますが、その前にライダーが立ちふさがり再度戦闘開始。
が、今度はさっきのようにはいきません。やはり、これもマスターの差
でしょうか。
そうこうするうちに、ライダーはアイマスクを取って、それまで隠して
いた素顔を晒します。その瞳は何と・・・
「石化の魔眼！」
おいおいおい！
よりによって、それかい！
私の知ってる中で、石化の魔眼を持つ奴といえば、「メドゥーサ」くら
いしか知らないんですが・・・
さて、問題はその後。真正面からそれを喰らったアーチャーは、徐々に
石化を始め、戦闘が困難な状況に。
こうなると、この結界を止めることが出来るのは・・・そう、士郎くら
いしかいませんよね。こういう、無茶苦茶な状況になるほど、この男は無
茶な方法で突っ走り出しますから。
ということで、選択肢が出たので突っ走ってみたら、タイガー道場に直
行しました。（爆）
何だかなぁ、もう。
直後に戻って、今度は静観することに。
すると、暴走していた力に耐えきれなくなったのか、桜自身が倒れてし
まいます。同時に止まる結界。それを見届けた後、士郎は気絶。
今回は、突っ走ると駄目みたいですね。（いやはや）
色々とあったけど・・・
桜シナリオ第四弾はここまで。
今までギャグ満載だったこのシナリオがついに動き出しました。
しかも、桜がマスターだっという事実と共に。
いやぁ、これ、この先どうなっちゃうんでしょうか。
だって、士郎にはもうセイバーがいないわけですしねぇ。
ということで、これからがまた大変そうです。
|