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何処か、おかしい日常
はい、今回もいってみましょう。
柳洞寺から戻った士郎は、桜の容態を見に行きます。
幸いにも、安定しているようで一安心。
ちょっと桜のことを意識しすぎて、眠りずらかったみたいですが、この
日はこれで就寝。
でも、とんでもない夢をみてしまいました。
それは・・・
「何故か学校で凛とＨしてる夢！」
何の脈絡もなく、こんなシーンが出てきたので、正直焦りました。
それに、桜シナリオなのに、どうして凛なの？
う〜ん・・・ただ夢ですからねぇ・・・士郎も溜まってるか？（笑）
ただ、このシーンで気になることが。それは、終了する時に夢の中で見
開いた凛の目。
あの目、明らかに悪意とかそう言う感じの目でした。夢の中に出てくる
人物が、あんな目をするのでしょうか？
そもそも、この夢自体、何処かおかしいです。
で、その後、今度は１０年前の、あの悪夢へと夢は移行。やっぱり、こ
れはおかしいですよね。
なんで、こんな形で、こんな夢を連続で見るのか。士郎の身に、何か起
こってるんでしょうか？（しかも、夢だから精神面での何かが・・・）
さて、翌朝。体がおかしいと思ったら、士郎は風邪を引いてました。
昨晩、桜が熱を出していたことを察していた藤ねえは、何やら勘ぐって
ます。まあ、この人は放っておきましょう。
さて、肝心の桜の方はというと、体調が回復したらしく、士郎を心配し
て看病をしてくれます。ひょっとしたら、自分の風邪が移ったんじゃない
かと。（当然、セイバーも側にいますが）
そんな羨ましい（こら）状況にいる士郎ですが、どうも気持ちが落ち着
きません。理由は、昨晩見た夢のこと。（凛の夢）
それを察したのか、桜が聞いてきますが、そこはまあ、適当に誤魔化す
士郎。（というか、選択肢なので誤魔化す私）
さて、昼過ぎて体調が多少回復した士郎は、イリヤのことを思い出し、
会いに行きます。（街へ買い物にという書き置きを残して）
で、イリヤとお話。
色々と話て、魔術でイリヤの住んでいる城の中を見せて貰ったりと何だ
か、このシナリオではイリヤとの関係も多いですね。
で、話が終わる頃には結構な時間になっていたので、二人は別れて帰宅。
が、士郎が家に帰った途端、玄関で桜とセイバーが待ちかまえていまし
た。
「そんな体で、何処に行っていたのか！」
「すぐに帰ってくると言いながら何時間経っているのか！」
「自分の体がどういう状態なのか判ってるのか！」
「心配していたのに！」
とまあ、二人の息のあった凄まじい攻勢に反論出来ない士郎。
挙げ句の果てには桜が「そんなに元気なら、この後すぐ、セイバーさん
に稽古をして貰いましょう」と言い出し、セイバーも「それは妙案。手は
一切抜かない」とお怒りメーターが完全に振り切ってます。
もう、こうなったらしょうがないので、言うとおりにする士郎。
いやはや、桜もセイバーも怒ると怖いねぇ・・・
で、その後、二時間もみっちりとしごかれた士郎。自業自得とはいえ、
不憫な奴。
さて、そんな稽古の後、桜が呼んでいるのに気が付いたセイバー。士郎
が桜の所にいってみると、電話だとのこと。でも、何だか桜の表情が暗い
です。
何か嫌な予感。
電話に出てみると・・・
「凛の大絶叫！」
電話越しであるにも関わらず、凛の姿が見えるという恐るべき状態で凛
が士郎を罵倒してきます。
どうやら凛は、士郎が何の連絡も無しに、学校を休んだことに怒ってる
様子。でも、何でそんなことで怒ってるんだろう・・・って思ったら、た
だ単に心配してくれてたみたい。
う〜ん、何だかんだ言って、凛も士郎が気がかりなんですね。って、こ
れじゃ桜も暗い顔になるわな。電話が終わった後も、暗い顔してたし。
（士郎。お前、女難の相でもあるか？）
さて、これで一段落と思いきや、今度は来客です。
応対にでた桜に悲鳴を聞き、駆けつけてみるとそこにいたのは慎二。
出やがったな、この小者野郎。
しかも、士郎の家に泊まっているのが気にくわないのか、桜に暴力を振
るいます。さすがに頭にきた士郎は、慎二を殴ろうかと思案。でも、殴り
ませんでした。
（実はここ、選択肢。桜の前で暴力沙汰はまずいでしょう）
さて、そんな慎二ですが、桜が「何でも言うことを聞くから」という言
葉に満足したのか、そのまま退却。
士郎。塩でもまいておけよな。（こらこら）
ようやくこれで一安心と思いきや、夕食前に桜がダウン。風邪がぶり返
したみたいです。
もう、何て一日なんでしょうか・・・
で、夜中になり、巡回の時間ですが、ここで選択肢。
その中に、「桜が心配だ」というものが。
迷うまでもないでしょう。ここで桜を置いていったら、物語になりませ
ん。ということで、今日の巡回は中止。セイバーも納得してくれました。
が、お茶をすすった後、「理解ある家臣に褒美は・・・」などと言って
きます。どうやら、何かお茶請けが欲しかったらしいですね。
まったくもう、セイバーって、本当に食いしん坊だよなぁ。
さて、夜も更け、土蔵で魔術の鍛錬をする士郎。そこに病み上がりの桜
がやってきました。
大分、体調もよくなったとのこと。
ストーブを付けて、寒い土蔵で暖を取る二人。何だか、とてもいい雰囲
気ですねぇ。
ただ、そんな中、ふいに桜が訪ねます。
「自分が悪い人になったら許せませんか？」と。
士郎が思案した末に「他の人の何倍も怒る」と答えると、桜は笑顔浮か
べて満足したように「先輩にならいいです」と答えました。
しかし・・・桜、何でこんな質問を？
まさか、何かするつもりじゃないだろうな。
その後、桜は昔のことを語ります。それは昔、士郎から家の合い鍵を貰
った時のこと。
・・・何だか、昔の話まで持ち出して、ますます嫌な予感。
ちなみに、大切な人から貰った時に浮かべた笑顔というのは、この合い
鍵を貰った時が二度目だとか。（一度目は誰？ というか、伏線だろうな）
そして、この大変な一日が終わりました。
大英雄の最期（早！）
さて、場面は変わって柳洞寺。
昨晩の出来事によって、どうやらこの寺は一時的に無人になった様子。
その無人の寺に、一人の男の姿が。
悪態を付きながら辺りを見回すその男こそ、そうプロローグから登場し
続けている大英雄、「ランサー」です。
どうやら、ここの偵察に来た様子。その周りには、うるさい蟲が鳴いて
ます。その蟲を無視しつつ、寺の奧に進むランサー。
その余りにも不快な空気に、ランサーも辟易し始めます。が、そんな時、
ふいに攻撃を受けました。
まさか敵がいるとは思わなかったランサー。槍も手にしていなかったの
ですが、そこはさすがの大英雄。
すぐに槍を手にして、その攻撃を弾きました。
そして目の前に現れる、白い髑髏の仮面。そう昨日、アサシンから生み
出された新たなるアサシンです。
早速、戦闘開始となる両者。が、どうやら実力ではランサーが遙か上の
ようで、アサシンの攻撃はまるで通用しません。
しまいには、アサシンの髑髏の仮面を弾き、素顔まで見てしまいました。
でも、その素顔は闇に隠れて判りません。もっとも、ランサーはそんな
のはどうでもいいことでした。
実力的に明らかに劣る相手なので、この場でも倒せると思ったランサー。
しかし、次の瞬間、その思いが吹き飛びました。
気が付くと、ランサーは寺の裏にある沼の中に。そして、そのランサー
を取り囲むように、あのキャスターを飲み込んだ黒い影が。
咄嗟に防護のルーンを展開しますが、それさえも飲み込んでいく影。
さすがにこれは分が悪いと思ったランサーは、沼から一気に飛んで退却
する構えを見せました。
でも、それを狙っていたのがアサシン。
ランサーは、アサシンを完全に侮っていますが、一応気にかけながらも
影から逃れる為に、大きく跳躍しました。
しかし、その次の瞬間・・・ランサーの心臓は、アサシンによってえぐ
り出されていました。
何が起こったか判らず、そのまま再び沼に落ちるランサー。そして、そ
の死体を飲み込む黒い影。
そして・・・えぐり出したランサーの心臓を喰らうアサシン。
想像するだけでも何ともグロい展開ですが、とにかく、これまでのシナ
リオでいくつもの名場面を演出してきたランサーが早くもここで退場とな
りました！
やはり、このシナリオ。一筋縄ではいかないですね。
ちなみに、ランサーを葬ったのはアサシンの宝具。狙った相手の心臓を
えぐり出すという恐るべき力を秘めた宝具です。
今までとは違う戦い
翌朝。
士郎達は、何も知らずにのほほんとした雰囲気の中、朝食。士郎の体調
も良く、桜も良くなったのか二人並んで学校へ。
家を出る際には、桜手作りのお弁当まで貰ってしまう士郎。いやはや、
羨ましいこと。
で、桜は遠回しに、お昼を一緒に食べようと言ってきますが、なにぶん
にも遠回しの上に、鈍感の士郎ですので気が付いて貰えず。ああ、何て不
憫な桜・・・
で、学校では一成君と慎二がお休み。慎二の野郎はどうでもいいですが、
一成君は入院中とのこと。とりあえず無事だったみたいです。
さて昼になり、弁当箱を持って教室を出た士郎。でも、その途端に凛と
出くわし、屋上へ拉致られます。（ああ、桜とのお昼が・・・）
しかし、凛の話は重要なことでした。何とキャスターがまだ生きている
とのこと。
というのも、街で起こっている事件が未だに続いている以上、それはキ
ャスターでしかありえないとの凛の推理。
ついでに言えば、今回の聖杯戦争は、凛が父から聞いていたものとは違
うとも。
まあ、プレイしているこちら側から見ても、今までとは明らかに違いま
すけどね。
ということで、この不可解な事象が起こっている現状では、下手に動く
のは危険ということで、他のマスターとの戦いを回避したいという凛。
とりあえず、この時点で一時休戦ということになりました。
で、ついでに士郎の弁当を横取りする凛。困った女ですなぁ。何しろ、
自分の昼食は持ってきてないっていうんですから。
でも、その時ふとその弁当の中身に気が付きました。それは、明らかに
おかずの内容が女の子っぽい感じだったから。
凛が確認を取ると、士郎はあっけらかんと「桜が作った」答えます。途
端に、顔を覆って「やっちゃったか」と項垂れる凛。
そして、訳が判らない士郎に一括！
ええ、もう、この鈍感男にはどんどん活を入れちゃってください、凛ち
ゃん。まったくもう・・・
で、急いで屋上から降りてくると、廊下で桜とばったり。その手には、
まだ一口も手を付けていないお弁当箱が・・・
あ〜あ、し〜らない。
しかも、間の悪いことに側に凛がいたものだから、桜の態度は更に冷た
いものに。
後ろにいる凛は、桜に申し訳なさそうでした。って、悪いのは全部、士
郎だと思うんだが。
で、士郎はというと、更に馬鹿っぷりを発揮。昼休み残り時間３分だと
いうのに、「桜と一緒に弁当を食べる」と豪語。桜を連れて行こうとしま
すが、それを凛に止められました。
そりゃね。３分で食えるわけないもんね。まったく、アホだ・・・
さて、そんな修羅場のお昼から数時間後。士郎は、凛に言われて商店街
にある一軒の中華飯店に赴きます。
何か重要な話があるらしいとのことでしたが、士郎は出来ればこの店に
来たくなかったとのこと。
どうも、以前来た時、そのあまりの辛さに二度と来ないことを誓った店
だとか。その後遺症からか、中華料理自体まで苦手になったらしいです。
特に、麻婆豆腐は、殺人的な辛さだとか。
料理の得意な士郎を、ここまで追い込むくらいですから、相当な店なん
でしょうね。
で、嫌々ながらも店に入った途端、士郎の目に映ったのは――
「汗だくになって激辛麻婆豆腐を食べる言峰！」
しかも、その皿はすでに完食寸前。でも、士郎の姿を見て言峰は食べる
手を止めました。
そして、しばらく士郎を見つめた後、ぼそりと一言。
「食うか？」（言）
「食うか〜！」（士）
いやぁ、この瞬間、私は大爆笑！
まさか、あの言峰からギャグが飛び出すとは・・・しかも、士郎とのコ
ンビで。こりゃ一本とられましたよ。
笑いすぎて、しばらくプレイ中断しちゃいましたから。
さて、閑話休題。
残った激辛麻婆豆腐を完食した言峰は、士郎とお話。その内容はという
と、昨晩の出来事。
ランサーが、アサシンに倒されたこと。そして、自分がランサーのマス
ターであったこと。その他、もろもろの情報を士郎に伝えました。
士郎は言峰がマスターだったことに少々困惑しましたが、素直に白状し
て情報を提供した言峰に下手な借りを作っておくのも嫌なので、自分の持
っている情報を提供することに。
その中で、言峰が反応したのは、間桐臓硯のこと。
言峰の話では、間桐の魔力特性は吸収。臓硯自体は、六代前の魔術師で
際だった蟲使いだったとのこと。
え〜と・・・六代前ですか。それって・・・
百年単位で生きてるわけですか、あの爺様！
いやぁ、見た瞬間から思ってたけど、やっぱりあいつは妖怪でしたか。
さて、間桐臓硯が絡んでいるということを聞いた言峰は、今回の聖杯戦
争そのものが今までと違う方向へ動くことを示唆。士郎にも、十分注意す
るように促します。
まあ、これは自分にも言い聞かせてたんでしょうね。何しろ、言峰には
まだあの「金ぴか野郎」が残ってますから。
そして、二人の会話が調度終わりに差し掛かった時でした。
「マーボードーフ、おまたせアルー！」
思わず、吹き出しました。（私が）
しかしまあ、激辛麻婆を、おかわりしますか、言峰！
というか、このタイミングで来ますか、ギャグが！
で、再びレンゲを取る言峰。そして、士郎を見据えて一言。
「食うのか？」（言）
「食べない」（士）
プレイが中断したのは言うまでもありません。（しばらく笑ってました）
いやはや、何とも面白いイベントでしたこと・・・
さて、言峰との会話は、これで終了。士郎は店を後にしました。
さて、その後、場面が変わって、例の蟲だらけの地下室。慎二がやって
きて、誰かを蟲の中に放り込みます。
で、本を作れと命令。次の瞬間、本が出来上がり、ライダーが姿を現し
ます。
え〜と、これってひょっとして桜ですか？
というか、ここまでの状況を見ると桜以外にありえないんですが。
まだ明らかにされてないですが・・・う〜ん、どうなんでしょ？
ということで・・・
桜シナリオ第三弾はここまで。
ギャグ満載のこのシナリオ。
しかし、言峰までギャグをかましてくれるとは思いませんでした。
でも、裏に回ると何やら蠢くものが。
表と裏のギャップが激しくなってますねぇ。
しかも、何だか桜がマスターっぽい感じだし、慎二がまた何かやらかし
そうだし。
はてさて、今後、どうなることやら。
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