さて「Fate」プロローグの二日目です。
前日の夜。アーチャーに「居間の掃除」という大役（笑）を押しつけ、
眠りについた凛。
朝、起きて居間に行ってみると、あれほど荒れ放題だった居間が綺麗さ
っぱりと元通りになっていました。
しかも、寝起きはまるで調子の出ない凛に、紅茶を煎れてくれるという
サービスぶり。しかも、その紅茶も、茶葉の香りや味が見事に引き出され
るように煎れるという器用っぷりまで披露。
これには、さすがに驚きました。（私が。いえ、凛も驚いてたけど）
さて、そんなこんなで頭が冴えた凛は、今後のことを話し始めます。そ
んな話の中で、アーチャーからある指摘が・・・
それは、「凛が未だに自分の名前すらアーチャーに言っていない」こと。
前日、自己紹介（と言えるのかなぁ、あの会話が）したのは、アーチャ
ーだけで、凛は名前すら名乗ってませんでした。
（逆上して切れちゃったから、すっかり忘れてたんでしょうけど）
で、改めて凛が自己紹介。
するとアーチャーは凛の名前を聞いて「君に良く似合っている」と一言。
・・・え〜と、これって殺し文句なのではないでしょうか？
というか、凛も思わず赤面しちゃってるし。（すぐに我に返りますが）
そんなこんなで話を一通り終わらせると、今度は街を案内することに。
戦いの舞台となる街ですから、その戦地を把握しておくことは重要でし
ょうね。（これは私の意見ですが）
で、アーチャーは霊体になって凛の後を付いてくることに。
凛の住んでいる住宅街から、橋を渡ったところにある新しい新都心へと
一通り案内する凛。
そして、その新都心（名前は新都）の公園で足を止める凛。そこで語ら
れるのは、前回の聖杯戦争のこと。
どうやら、この場所が前回の聖杯戦争の終結地であり、その際に大火災
が発生して、この辺り一帯が火の海と化したとのこと。
ここが新しく開発されたのも、そういう経緯があってのことだとも説明
してくれました。
というか、そんなことがあったんですね。アーチャーにいたっては、こ
の地に未だ残る無念の思いを感じ取ってるし。
いやはや、聖杯戦争って何だかんだ言って、始まると大変なことになる
のかも・・・
と、そんな時、とある気配に気が付く凛とアーチャー。同時に、凛の令
呪がうずき出します。
どうやら、別のマスターが近くにいるとのこと。
マスターはマスター同士感知することが出来るので、こうして近くにい
れば判るらしいんですが、今のところ周囲には誰もいません。
結局、早々にその場を離れた凛達でしたが、結局何者がいたのかは判ら
ずじまいでした。
そして、夜が更けだした頃、とあるビルの屋上で街を見下ろす凛とアー
チャー。
アーチャーは、どうやらここから街の全体像を把握している様子。とい
うか、さすがにアーチャーのクラスだけあって、その視力は桁違い。
距離までは語られませんでしたが、先ほど渡ってきた橋のタイルの数ま
で数えることが出来るとまで豪語してます。この辺は、さすがですねぇ。
さて、そんなこんなで帰ろうとした時、凛はビルの真下に見知った顔を
見かけました。
結局、それも誰なのか語られずじまいでしたけど・・・これって何かの
複線ですかね？
で、帰り道。
家の近くまで来た所で、ヒロインの一人、「桜」を見かける凛。ってい
うか、この日はこんなのばっかり。
未だに、キャラ紹介が続いてるのかな？
その桜ですが、何だか金髪男に言い寄られてる様子。と思ったら、すぐ
に男は離れていってしまいました。
う〜ん、これも何かの複線でしょうか？
結局、この日はこのまま何事も無く終了。
最後に、謎の神父から電話がかかってきましたが、殆ど話を聞かずに切
ると、この日は就寝となりました。
で、結局二日目であるこの日は、特に目立ったこともなく、どちらかと
いうと現状世界の説明にあてられた感じですね。
次は三日目。いよいよ、物語が動き出します。