本編に入って、ついにプロローグ部分までのプレイが終わり、ここから
いよいよ本編のスタートです。
まずアーチャーを倒し、凛に剣を突きつけていたセイバーですが、ここ
で士郎が止めに入ります。（まあ、止めるだろうね、そりゃ）
セイバーは何故止めるのかと士郎を問いつめますが、とにかく状況判断
がまるで出来てない士郎には何が何やらさっぱりなわけで、とにかく人を
殺すことを止めさせるといったところでしょう。
ちなみに、殺されそうになっていた相手が「凛」であったことに、更に
びっくりの士郎。そんな様子を見て、凛はずけずけと士郎の家に上がり込
んで説明を始めます。
どうやら凛は、士郎が何も知らないことを一目で判ったようで・・・
で、その説明の最中、凛の言動を見聞きしていた士郎は、それまで抱い
ていた憧れという名の幻想を木っ端微塵に破壊されちゃいました。
（可愛そうに・・・しかも、こんなに早く憧れの思いを砕かれるとは）
そして、凛は聖杯戦争の詳しい説明のため、隣町の教会へ。
ちなみに、士郎は凛みたいにセイバーを霊体にすることが出来ないよう
で（召還時のミスらしいですが、凛と言い士郎と言い、召還時に何でこん
なにミスが起こるかね？）、そのままだと目立つので雨合羽を着せてまし
た。
でも、この姿の方が目立つと思うが・・・だって、雨合羽「黄色」だし。
さて、教会に着くと、そこの神父を紹介される士郎。
名前は、言峰綺礼（ことみねきれい）。聖杯戦争の監督役だそうです。
殺し合いをする割には、ちゃんと審判らしき人がいるんですね、聖杯戦
争って。（でも、この神父、すっげ〜胡散臭いんですけど）
で、色々と説明を受ける士郎。でも、この神父、士郎の「正義の味方に
なる」という思いを知ってか知らずか、やけに煽る言葉を連発してきます。
ますます、胡散臭い。
で、最後に士郎にこの戦いに参加するかしないかを聞いてきます。
士郎は悩んだ挙げ句、「参加」することを表明。（ちなみにここは選択
肢なので、もう一つを選ぶと・・・さてどうなることやら）
参加するとを承諾したので、もうここに用事はありません。士郎は教会
を後にしますが、その去り際にまた神父の一言が・・・
「これで君の願いは叶う」と・・・
滅茶苦茶、胡散臭い。というか、その表情も何か士郎の反応を楽しんで
いるようで、いけ好かないですな、こいつ。
まあ、それはともかく、話も終わり、凛と一緒に帰っていく士郎。
凛の口から、「明日からは敵同士」なんて言葉を聞いた矢先に、そいつ
が現れました。
「お話は終わり？」という言葉と共に姿を現したのは、何日か前に街で
見かけた少女。
サブキャラの「イリヤ」なわけですが、今回はその側にとんでもないの
を連れています。
イリヤのサーヴァント「バーサーカー」です。
ここの演出・・・月光を背景に映し出されるイリヤと、バーサーカーの
姿。その両者の姿が、互いに透過処理されて交互に表示される演出。
はっきり言って、凄いです。凄まじい登場の仕方です。
まあ、演出はともかく、凛に挨拶をするやいなや、いきなり戦闘開始す
るバーサーカー。そして、それを迎え撃つのは、士郎のサーヴァントセイバ
ー。（アーチャーはセイバーにやられちゃってるしね）
で、肝心の戦いですが・・・全サーヴァント中、最強と言われるセイバー
が、まるで歯が立ちません。
身の丈二メートル以上のデカ物のバーサーカー。イリヤは、それが、
ギリシャ神話最大の英雄「ヘラクレス」であると告げます。
って、それは反則でしょう。
ヘラクレスの名前、その英雄っぷり（とその女関係（笑））なんて私で
も知ってますしね。しかも、それが「バーサーカー」のクラスだなんて、
大反則ですよ。
それでなくとも強い英雄を「バーサーカー」のクラスにすることで、更
に強くしてるんですから。
（後でステータスを見たら、どのパラメータも目盛り振り切ってるし）
セイバーは、初めは何とか互角に渡りあっていましたが、徐々に押され
初めて、ついに吹っ飛ばされてしまいます。
というか、ランサーにやられた傷が完全に癒えてないんですよね。
傷ついたセイバーと化け物のバーサーカー。これでは、勝負になりませ
ん。
でも、倒されて、血まみれになっても立ち上がるセイバー。その姿を見
て士郎が思わず助けに入ります。って、ええ〜〜〜〜！？
助けにって、無茶だぞおい！
そして、当然のことながら体を真っ二つにされました。あ〜あ・・・
でも、これで終わりかと思ったら、何だか続きます。
イリヤは士郎の意外な行動に驚いたのか、戦いを中断して去っていきま
した。
で、士郎はどうなったんだ、おい！
画面が切り替わって、士郎の夢。それは今は亡き養父「切嗣」との最後
の会話。結構、いいお話です。
で、目を覚ましました。
何で自分が生きてるのか、不思議な士郎。だって、体真っ二つですよ、
真っ二つ。
凛が言うには、セイバーの治癒能力が士郎にも働いてるのではないのか
とのこと。
う〜ん・・・確かにランサーにやられた時は、治癒しませんでしたから
ねぇ。
で、ここで凛から提案があり、「手を組まないか」とのこと。
当然、士郎は快諾。（というか選択肢で、私が快諾）
すると、凛がサーヴァントについて説明を始めました。
この説明は長いので簡単に言うと、サーヴァントとは英雄の霊魂のことで
それぞれクラス（役職）があること。
（例えばセイバーは剣のクラス。アーチャーは弓のクラスと）
あと、各英雄は「宝具」と呼ばれる奥の手を持っているとのこと。
（ランサーの「ゲイボルグ」とかね）
とまあ、こんな感じで一通り説明すると、凛は帰っていきました。
さて、一息ついたところで、士郎はふとセイバーのことが気にかかり家
の中を探します。そして、道場でその姿を発見。
武装解除して女性らしくありつつも、その外見にまるで付け入る隙がな
いように思える姿に、思わず見惚れる士郎。
（って、こいつ、色々なものに見惚れるな）
でも、その後、昨日のこと（士郎、真っ二つ）で、セイバーから苦情を
言われてしまいました。（まあ、普通は言われるだろうね）
この後、とりとめのない会話があり、その際にセイバーが何処の英雄か
とかいう選択肢が出てきましたが、教えて貰えませんでした。
というのも、士郎が心を読まれたりしたら、セイバーの正体がバレてし
まうから。正体がバレたら、奥の手もバレるしね。
さて、そんな会話の後、今度は凛がお泊まりセット（笑）を持って帰っ
てきました。（いや、この場合、やってきたというべきか）
どうやら、凛はここを拠点にするつもりです。というか、セイバーがア
ーチャーをぶっ飛ばしちゃったんで、回復するまで凛が一人でいるのは危
険だからでしょうね。
この際の、士郎の狼狽っぷりと妄想が笑えました。
さて、凛が来たことで、また説明が。これも長いので重要な点だけを。
まず、セイバーについてですが、召還時のミス（またかよ）で、士郎か
らの魔力供給が受けられないとのこと。
サーヴァントはいわば「使い魔」と同じなので、呼び出したマスターから
の魔力供給が無ければ消滅してしまう。今、セイバーが存在していられる
のは、セイバー自身が元から持っている魔力だけで存在しているらしいで
す。
う〜ん、これはかなりのハンデですね。
あと、セイバーが前回の聖杯戦争でも活躍したとのこと。
この辺の設定が何かの伏線っぽいので、とりあえず覚えておきましょう。
とりあえず、第一弾はここまで。
感想はというと、序盤だけに色々な情報が出てきて頭がパンクしそうな
感じですね。あと、どれがどの伏線なのかも気になりますし。
ちなみに、この間にバッドエンドコースをいくつか体験しています。
バッドエンドになると「タイガー道場」というヒントコーナーが出て、
何処でどう間違ったのかを教えてくれるので、この辺は親切な作りをして
ますね。（月姫の時もあったし）
ちなみにタイガー道場の道場主は、「藤ねえ」こと藤村大河（道着姿）
と何故か弟子としてイリヤ（ブルマ姿）。
う〜ん、藤ねえはともかく、イリヤは・・・（ブルマは・・・）
いえ、別にいいんですけどね。私はその属性が無いですし。
（何の属性だ、おい）
ということで、これにてセイバーシナリオ第一弾感想は終了。
次回は、もっと凄いかも・・・