まず最初に、私はこの作品を友人から借りました。本当は買おうと思っ
ていたんですが、その友人が「貸してやる」ってことだったので、まあ無
駄にお金を使うことも無いかなと思い、それを借ります。
そして、家に帰ってインストール、プレイ開始となり、例によってオー
プニングで一瞬固まりかけます。
綺麗な砂浜が広がるオープニング画面と波の音。実は私、こういう情景
って大好きだったので、いきなりツボをＨＩＴしました。
「Kanon」の時同様、妙な気分でゲームをスタートさせる。そして、こ
れまた美しいＢＧＭが流れる中、訳のわからないギャグで始まるプロロー
グ。
そして、ついに始まったオープニングデモ。このデモには、完全にやら
れちゃいました。「鳥の詩」と共に流れるように表示されるアニメーショ
ン。意味深な言葉の数々。その、あまりにも良い出来に関心しきりだった。
ということで、もうこの時点で私は、完全に物語に引き込まれてしまし
ました。今後、どうなることやら、と冷静にはなっていましたけど。
序盤は、この街に来た主人公と防波堤で出会った少女「観鈴」との会話
が中心でした。笑えないギャグあり、変な飲み物ありで、まあ何とも言い
難い日々が過ぎていきます。（「どろり濃厚シリーズ」飲んでみたいけど）
やがて、遠野美凪、霧島佳乃が登場したんですが、今回はどうもシナリ
オ進行がゆっくりな気がしました。
でも、やはり「Kanon」同様、序盤は謎だらけです。どれが謎なのか判
らないくらいでしたけど（笑）
ただ、観鈴の行動だけは、どうも意味深な感じだけしていました。どう
して見ず知らずの相手に、そこまで出来るのか。
当然、物語が進むに連れて明らかになるわけですが、私はすでにこの時
から何となく嫌な予感がしていました。